高井田中央駅

高井田中央駅は、大阪府東大阪市川俣一丁目に所在する、西日本旅客鉄道（JR西日本）おおさか東線の駅です。駅番号はJR-F09で、住所は東大阪市にありますが、乗車券の取り扱い上は大阪市内に含まれます。

歴史

2007年8月23日に駅名が「高井田中央駅」に決定しました。仮駅名は「高井田駅」でした。
2008年3月15日、おおさか東線の放出駅 - 久宝寺駅間の部分開業と同時に開業し、大阪環状・大和路線運行管理システムが先行導入されました。
2018年3月17日には駅ナンバリングが導入されています。
2019年3月16日には、おおさか東線全線開業に伴い、大阪市内の駅に編入され、同時にJR河内永和駅と共に直通快速が停車するようになりました。

駅名の由来

おおさか東線の駅は、当初「高井田駅」という仮称でしたが、関西本線（大和路線）に高井田駅（柏原市）が存在するため、区別するために「高井田中央駅」と命名されました。「中央」の由来は、駅が中央大通りの上にあることによります。ただし、行政区画的には高井田という地名の「中央」には位置しておらず、北西の端に位置しています。

駅構造

高井田中央駅は、島式ホーム1面2線の高架駅で、8両編成に対応しています。上屋は6両分です。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類されます。駅にはエレベーターが1基、上り用と下り用のエスカレーターがそれぞれ1基ずつ設置されています。Osaka Metro中央線の高井田駅が真下にあり、当駅の駅入口は高井田駅の2号出入口付近に設けられています。みどりの窓口は設置されておらず、出札窓口の営業もありませんが、みどりの券売機が設置されています。

この駅は、放出駅が管理するJR西日本交通サービスによる業務委託駅であり、一部時間帯は無人となります。そのため、改札機・券売機・精算機付近にはインターホンが設置されており、無人時間帯にはコールセンターのオペレーターが遠隔で対応しています。

駅のデザインコンセプトは、「モノづくりの中心である先進性・エネルギー」です。おおさか東線の途中駅にはステーションカラーが導入されており、この駅のカラーは赤色です。

のりば

1番のりば：放出・新大阪方面
2番のりば：久宝寺方面

利用状況

2022年度の1日平均乗車人員は6,685人です。
開業後の1日平均乗車人員は以下の通りです。

2008年度: 3,784人
2009年度: 4,358人
2010年度: 4,742人
2011年度: 4,923人
2012年度: 5,214人
2013年度: 5,413人
2014年度: 5,678人
2015年度: 5,935人
2016年度: 6,182人
2017年度: 6,433人
2018年度: 6,634人
2019年度: 7,264人
2020年度: 6,242人
2021年度: 6,498人

駅周辺

駅の東側にはロータリーが設けられています。また、駅の北側と南側の高架下には駐輪場が設置されています。南側の駐輪場は国道308号より南側に位置するため、駅からは横断歩道を渡る必要があります。

バス路線

駅前には近鉄バスの停留所があり、以下の路線が利用できます。

70番：布施駅前 - 八戸ノ里駅前 - 楠根 - 高井田駅筋
71番：布施駅前 - 八戸ノ里駅前 - 楠根 - 高井田駅筋 - JR長瀬駅

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）
おおさか東線
■直通快速・■普通：放出駅 (JR-F08) - 高井田中央駅 (JR-F09) - JR河内永和駅 (JR-F10)

外部リンク

高井田中央駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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