高島駅

高島駅の基本情報

高島駅（たかしまえき）は、岡山県岡山市中区の清水二丁目に位置しており、西日本旅客鉄道（JR西日本）の山陽本線が利用されています。この駅は、線路名義上は山陽本線の単独駅でありますが、運行路線上は赤穂線も接続しています。駅番号は山陽本線がJR-S03、赤穂線がJR-N03となっています。

歴史

高島駅は1985年3月14日に国鉄の山陽本線、東岡山から岡山までの区間に新設された駅です。当初から旅客営業のみが行われていました。1987年4月1日には国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となりました。この駅の進化はその後も続き、2007年6月17日にはICOCA対応の自動改札機が導入され、同年9月1日からはICカード「ICOCA」の利用が可能となりました。

2008年にはバリアフリーを考慮した改修が行われ、エレベーターや多目的トイレが新設され、南口も開設されました。その後、2016年には南北改札口に新しいLED式の発車標が導入され、2020年には駅ナンバリングが開始されました。2021年には駅業務がJR西日本の関連会社に移管され、より効率的な運営が行われるようになりました。

駅構造

高島駅は地上に位置しており、8両編成に対応する相対式ホームを2面2線有しています。駅舎は、姫路方面行きのホーム側にあり、岡山方面行きのホームとは跨線橋で結ばれています。駅構内には分岐器や絶対信号機が存在せず、停留所として運営されています。

近年では、バリアフリー化が進んでおり、車椅子で利用可能なエレベーターや多目的トイレが設置されています。以前は直営駅でしたが、営業時間短縮に伴い業務が外部委託となり、現在はJR西日本が運営する企業に委託されています。

南口は2008年に新設され、自動改札機や券売機が設置されていますが、遠距離の乗車券や定期券は北口で購入する必要があります。南口からホームへのアクセスは階段のみであるため、車椅子の方には不便な点があります。自動改札機は手動開閉式のため、非磁気券を利用する際はインターホンで係員に連絡する必要があります。

利用状況

高島駅の利用状況は、近年の1日あたりの平均乗車人員に基づいており、地元住民や通勤客に欠かせない存在となっています。

駅周辺

駅周辺は住宅地が広がり、北側には市営団地があり、その中には駐在所や認定こども園、岡山高島団地郵便局が併設されています。駅南側には自動車教習所やゴルフ練習場、岡山藤原郵便局があり、東側には交番があります。

バス路線

高島駅の近隣には2つのバス停があります。宇野バスと両備バスがそれぞれ運行しており、駅の北口側には新屋敷団地の名を持つバス停があります。そのほかにも駅南口からは、徒歩5分ほどの場所にさらに多くのバス路線が存在しています。

隣の駅

高島駅は、山陽本線において東岡山駅と西川原駅との間に位置しています。

まとめ

高島駅は岡山県岡山市中区に位置し、山陽本線と赤穂線の接続駅として、地域にとって重要な交通のハブとなっています。駅のバリアフリー化や近隣施設の充実により、今後も利用者の利便性向上が期待されます。

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