'87 薬師丸ひろ子ファーストライヴ星紀行とは？意味をやさしく解説

'87 薬師丸ひろ子ファーストライヴ星紀行

1987年 12月25日、東芝EMI（現在のユニバーサルミュージック）からリリースされた、薬師丸ひろ子にとって初めてのライブ音源を収めたアルバムです。LP盤（商品コード: RT28-5080）、カセットテープ（CT: ZT28-5080）、CD（CD: CT32-5080）の3形態で発売されました。

このアルバムに収められているのは、1987年7月上旬からスタートした全国コンサートツアー『トーク・ファーストツアー「星紀行」元気を出して!コンサート』の最終公演の模様です。ツアーの締めくくりとなったのは、同年8月17日に東京都新宿区に位置する東京厚生年金会館で開催されたコンサートでした。その一夜の記録が、ファン待望のライブアルバムとして世に送り出されたのです。

アルバムには、コンサートで披露された楽曲の中から選ばれた全16曲が収録されています。これら楽曲の合間には、薬師丸本人のMCも数箇所にわたって収録されており、当時の会場の雰囲気や彼女のライブパフォーマンスの魅力をよりリアルに伝えています。単なる楽曲集にとどまらず、ライブという空間を追体験できるような作品と言えるでしょう。

商品仕様としては、カセットテープおよびCDの初回製造盤には、特典として3枚のフォトカードが同梱されていました。当時のファンにとって、貴重な記念品となりました。

商業的な実績としては、オリコンチャートにおいて週間最高94位を記録し、チャートには2週にわたり登場しました。累計のセールスは3千枚とされています。

収録された楽曲は、彼女の代表曲から当時の最新曲まで、バラエティに富んだ選曲となっています。以下に全収録曲を記載します。