あけのアクロスタウン

あけのアクロスタウン：大分市の複合商業施設

大分県大分市東部、明野団地中心部に位置する「あけのアクロスタウン」は、トキハインダストリーが運営する大規模なショッピングセンターです。通称「アクロス」として親しまれており、トキハインダストリー単独店舗としては最大規模を誇り、同社の本社機能も併設しています。パークプレイス大分、トキハわさだタウンに次ぐ規模を誇る、大分市郊外を代表する商業施設と言えるでしょう。

1971年10月16日、トキハインダストリー明野センターとしてオープンしました。その後、1979年と1988年に増床、改称を経て、2006年4月27日には大規模な改装と増築を行い、現在の「あけのアクロスタウン」として生まれ変わりました。この際に、従来の明野センターアクロスに加え、新館を含む二番街、三番街が整備され、施設規模が大きく拡大しました。

現在のあけのアクロスタウンは、地上4階、地下1階の本館を中心とした一番街、飲食店やファッション、書籍店などが集まる地上2階、地下1階の新館である二番街、そして温泉やスポーツ施設、コンビニエンスストアなどを擁する三番街から構成されています。

一番街：本館と行政機関

本館にあたる一番街は、スーパーマーケット（トキハインダストリー直営）、大分市役所明野出張所、大分銀行明野支店、明野地区センター内郵便局など、地域住民にとって利便性の高い施設が充実しています。その他、セリアやナムコランドといったテナントも入居しています。また、別棟にはOBSボウルも併設されています。

二番街：ファッションとエンターテイメント

新館である二番街は、ABCマート、Right-on、Honeysなどのファッション関連店舗の他、学習塾、家電量販店、飲食店、書店などが集まっています。多様なテナントが入り、ファッションから学習、食事まで幅広いニーズに対応できる構成となっています。

三番街：リフレッシュとスポーツ

三番街には、明野アサヒ温泉やコナミスポーツクラブ大分明野などのレジャー・スポーツ施設に加え、コンビニエンスストアも設置されています。ショッピングだけでなく、リフレッシュや運動も楽しめる空間となっています。

トキハインダストリーの旗艦店として

あけのアクロスタウンは、トキハインダストリーの旗艦店として、様々なイベントや催し物が開催されています。これまでに、コスプレイベントなども開催された実績があり、地域に密着した活動にも積極的に取り組んでいます。また、2012年には映画「綱引いちゃった！」のロケ地としても使用されました。

アクセス

バスを利用してアクセスすることが可能です。大分バス本社前から、複数の路線バスがアクロス入口バス停、もしくはアクロス前バス停に停車します。

あけのアクロスタウンは、ショッピング、エンターテイメント、レジャー、そして行政サービスまでを網羅した、地域住民にとってなくてはならない存在となっています。今後も、地域社会に貢献する複合商業施設として、発展を続けていくことでしょう。

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