あご&きんぞう

あご&きんぞうについて

あご&きんぞうは、1980年に結成された日本のお笑いコンビで、元々は太田プロダクションに所属しています。彼らは、ザ・ハンダースというグループの残党であるあご勇と桜金造によって形成されました。コンビ名の由来は、それぞれの名前の一部を取ったものです。

結成の背景

彼らの結成は、アゴ勇が元々プロゴルファーを目指していた時期に始まりました。アゴは芸能界からの引退を考えていましたが、金造の強いお願いにより、再びお笑いの世界に戻ることとなりました。この出会いが、あご&きんぞうの伝説の始まりです。

活動初期

あご&きんぞうは、1979年に放送された『お笑いスター誕生』をきっかけに注目を集めました。彼らはこの番組でゴールデンルーキー賞を獲得し、その後も連続して勝ち抜き、グランドチャンピオンに輝きました。この成功は彼らの人気を不動のものとし、多くのテレビ番組や営業活動に出演するようになりました。

メディアでの活躍

彼らは『麻世の真夜中デート』などの人気番組の司会を務め、視聴者に愛される存在となっていきました。1982年には音楽活動も開始し、『世界最強の愛のテーマ!!』をリリースし、テクノ歌謡ファンからも注目を集めました。

活動の終焉とその後

しかし、1984年頃にはアゴの病気療養を理由にコンビは活動を停止し、その姿を消しました。アゴはその後短期間ぶるうたすと組んでピン芸人として活動し、いくつかの名前を変えながら活動を続けます。金造は、モト冬樹とのコンビAJAPAで『ザ・テレビ演芸』のグランドチャンピオンとなるも、長くは続かず、別の道を模索することになりました。

再結成

2007年、金造が東京都知事選挙に出馬する際、アゴに支援を求めたことがきっかけで、約25年の時を経て再びコンビとしての活動が始まりました。彼らは2008年に『あご&きんぞう』名義で再結成し、浅草演芸ホールで漫才を披露することで再度ファンの前に姿を現しました。

メンバー紹介

• - あご勇（あごいさむ、1957年8月14日生まれ）

- 本名は鵜沢勇で、いくつかの事務所を経て、最後にオフィスマシェッラに所属しています。

• - 桜金造（さくらきんぞう、1956年12月29日生まれ）

- 本名は佐藤茂樹で、彼も多くの事務所を経て現在はシンコーアソシエイツに所属しています。

主な出演番組とディスコグラフィー

彼らは『爆笑!!ドットスタジオ』や『真夜中ギンギラ大放送 アゴ&キンゾー アニマル180分』といった番組にも出演しており、多くの視聴者に愛されました。音楽に関しては、1981年に『ロック・ザ・権造』や1982年の『かまって音頭』（ひらけ!ポンキッキの挿入歌）などの作品を発表しています。

あご&きんぞうは、独自のスタイルで日本のコメディシーンに多くの貢献をしてきたコンビであり、今後の彼らの活動にも注目が集まります。

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