あつみ温泉駅

あつみ温泉駅

あつみ温泉駅（あつみおんせんえき）は、山形県鶴岡市温海戊に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）羽越本線の駅です。特急「いなほ」が停車し、地域の重要な交通拠点となっています。

歴史

この駅は、その歴史の中でいくつかの重要な変遷を経験しています。

1923年（大正12年）3月18日: 鉄道省陸羽西線の温海駅（あつみえき）として開業しました。
1924年（大正13年）7月31日: 羽越線の駅となりました。
1925年（大正14年）11月20日: 赤谷線の開業に伴い、羽越本線の駅となりました。
1963年（昭和38年）: 貨物の取り扱いが廃止され、新駅舎（現駅舎）が落成しました。
1974年（昭和49年）5月: みどりの窓口が営業を開始しました。
1977年（昭和52年）10月1日: あつみ温泉駅に改称されました。
1985年（昭和60年）3月14日: 荷物の取り扱いが廃止されました。
1987年（昭和62年）4月1日: 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となりました。
2013年（平成25年）1月12日: 駅舎がリニューアルされました。
2017年（平成29年）: 駅舎の改修工事が行われ、豪華列車「TRAIN SUITE 四季島」の停車駅となりました。

駅構造

あつみ温泉駅は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する地上駅です。これらのホームは地下通路で接続されています。駅の運営はJR東日本新潟シティクリエイト（JENIC）が受託しており、酒田駅が管理しています。駅舎内には有人改札口、みどりの窓口、自動券売機、屋内待合室が設けられており、化粧室は駅舎外の左側にあります。2013年には駅舎待合室部分が、2017年には「TRAIN SUITE 四季島」の停車に合わせて駅舎や地下道が改修され、専用ゲートも整備されました。

のりば

当駅を始発・終着とする列車は1日1往復のみ運行されています。

利用状況

JR東日本によると、2023年度の1日平均乗車人員は82人です。過去の乗車人員の推移を見ると、駅の利用状況が変化していることがわかります。

駅周辺

駅の西側は道路を挟んで海が広がっています。駅名にもなっているあつみ温泉は、駅からやや離れた場所に位置しています。

駅周辺には以下の施設があります。

鶴岡市役所温海庁舎（旧：温海町役場）
温海郵便局
国道7号
庄内交通「あつみ温泉駅」停留所

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■羽越本線

小岩川駅 - あつみ温泉駅 - 五十川駅

小岩川駅と当駅の間には、国鉄時代の複線化計画の名残である新線用のトンネル（住吉山トンネル、宮名トンネル）が存在します。これらのトンネルの活用については、山形県がJR東日本に提案を行っています。

脚注

記事本文

利用状況

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

駅の情報（あつみ温泉駅）：JR東日本

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