あわら市金津小学校

あわら市金津小学校

あわら市金津小学校は、福井県あわら市花乃杜1丁目に位置する公立小学校です。福井県と石川県にまたがる坂井北部丘陵地の南麓にあり、JR芦原温泉駅から徒歩10分というアクセスしやすい場所にあります。

概要

南校舎からは竹田川を挟んで坂井平野を一望できる自然豊かな環境にあります。児童数は毎年500～600名程度で、約20クラスで構成される比較的規模の大きな小学校です。児童はあわら市の金津地区（細呂木地区の一部を含む）から通学しており、徒歩またはかつて運行していたあわら市コミュニティバスを利用していました。

卒業生の多くは、あわら市立金津中学校へ進学しますが、福井市内の私立中学校や県内の他の中学校へ進学する生徒もいます。

地域貢献活動にも力を入れており、地域の老人ホームへの訪問や竹田川河川公園の清掃ボランティアなど、地域との交流を深める活動を積極的に行っています。

2008年には創立135周年を迎え、2010年から2011年にかけては、文部科学省の耐震化命令に基づき、隣接する金津幼稚園を含む校舎の耐震改修工事を実施しました。

教訓

学校の教訓は「伸びよ　鍛えよ　心と体」です。

歴史

金津小学校は、1873年（明治6年）に永臨寺に新設されたのが始まりです。その後、1874年に明善寺に独立校舎を建設して移転、1878年には六日町姫橋畔に校舎を新築し、鳳儀小学校と改称しました。1890年には金津町立金津小学校と改称し、1906年に現在の場所に移転しました。

戦時中には大阪市榎並小学校の児童の疎開を受け入れ、1948年の福井地震では校舎が全壊するなどの苦難も経験しました。しかし、1953年には全校舎が復旧し、その後は学校給食の開始、特殊学級の新設、制服・校歌の制定など、発展を続けてきました。

2004年には、あわら市の発足に伴い、あわら市金津小学校と改称しました。2015年には併設されていた金津幼稚園が閉園し、2024年の能登半島地震では外構部に被害を受けました。

通学区域

通学区域は、新、古、東、六日、旭、新富、天王、水口、十日、脇出、上八日、八日、下八日、坂ノ下、稲荷山、千束、新用、馬場、春日、榛ノ木原、中央、北稲越、向ケ丘、若葉台、桜ケ丘、山室、高塚、清王、山十楽、嫁威、日の出地区となっています。

進学先中学校

卒業生の多くは、あわら市立金津中学校へ進学します。

周辺情報

学校の周辺には、総持寺や明善寺などの寺院、金津雲雀ヶ丘寮、福井県道9号芦原丸岡線、竹田川などがあります。また、花乃杜ハイツなどの住宅街が広がっており、竹田川を挟んだ南側にはあわら市の中心部があります。

アクセス

京福バスの各系統（84、85、96、97）で「金津小学校前」バス停下車後、学校正門まで徒歩約3分です。

著名な卒業生

毎日放送アナウンサーの藤林温子さんが卒業生として知られています。

関連項目

福井県小学校一覧
あわら市金津中学校

外部リンク

* あわら市金津小学校

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