くまもと森都総合病院

くまもと森都総合病院について

くまもと森都総合病院は、熊本県熊本市中央区に位置する医療機関です。この病院は、医療法人創起会によって運営されており、地域医療において重要な役割を担っています。

歴史

この病院の歴史は、旧逓信省管轄の病院として始まりました。その後、電気通信省、電電公社と管轄が移り変わり、NTTグループの一員となりました。当初は熊本逓信診療所として開設され、その後病院へと昇格しました。長らく「職域病院」として、政府や公社の職員を対象とした医療を提供していましたが、NTT民営化に伴い、企業立[[病院]]としてNTT九州病院、NTT西日本九州病院と名称を変更しました。2011年7月1日には、医療法人創起会に運営が移管され、2012年7月1日に現在の「くまもと森都総合病院」へと名称が変更されました。これにより、NTTグループとの関連は解消されました。

設立当初は、電気通信省や電電公社の職員を主な対象としていましたが、旧逓信省の経緯から、郵政省職員も利用可能でした。また、敷地内には郵便貯金のATMが設置されていた時期もありました。

旧病院の建物は、逓信省営繕課に所属していた建築家、山田守によって設計されました。建物の老朽化に伴い、2017年4月3日に熊本市中央区大江の日本たばこ産業熊本工場跡地に移転しました。旧病院の建物は解体され、跡地には熊本整形外科病院が移転しています。

沿革

1922年6月20日：熊本逓信診療所開設（熊本市昇町）
1942年2月10日：熊本逓信病院に昇格
1947年4月10日：熊本市大江394-1に移転
1973年3月31日：増改築により病床数203床となる
1981年10月1日：保険医療機関として一般開放
1989年4月1日：NTT九州病院に改称
1999年7月1日：NTT西日本九州病院に改称
2011年7月1日：医療法人創起会に経営を移管
2012年7月1日：くまもと森都総合病院に改称
2017年4月3日：熊本市中央区大江3-2-65に移転。病床数199床に減床

診療科

くまもと森都総合病院では、以下の診療科を提供しています。

総合診療科
肝臓・消化器内科
血液内科
リウマチ・膠原病内科
呼吸器内科
循環器内科
腎臓内科
外科
乳腺外科
整形外科
緩和ケア科
産婦人科
眼科
皮膚科
麻酔科・ペインクリニック
放射線科
歯科口腔外科
病理診断科
リハビリテーション科

受付時間

平日 8:00 - 11:00、12:30 - 15:30
診察時間は各科によって異なります。

交通アクセス

熊本市電

味噌天神前電停
交通局前電停

路線バス

消防局防災センター前
九州産交バス
熊本都市バス：大江城西線、渡鹿長嶺線、第一環状線、中央環状線
県立劇場前：熊本都市バス中央環状線
堂免公園前：熊本都市バス長溝団地線

その他

DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれています。
近隣には、ゆめタウン大江があります。

外部リンク

医療法人創起会 くまもと森都総合病院

もう一度検索