ごくらく生テレビ

ごくらく生テレビの概要と詳細

『ごくらく生テレビ』（ごくらくなまテレビ）は、日本テレビ系列で1992年3月30日から1993年4月2日まで放送された生活情報番組です。放送時間は、毎週月曜日から金曜日の午後3時から午後3時45分まででした。この番組のメイン司会は、峰竜太が務めており、彼にとっては初めての本格的な番組司会の経験となりました。これをきっかけに、峰は俳優業から司会業へと活動の方向性をシフトさせることになります。

番組のスタート時には、梶原しげるも司会として名を連ねていましたが、彼は数ヶ月後の1992年10月に降板しました。梶原に代わって、酒井ゆきえが後任として出演しました。その際、番組のタイトルも『ごくらく生テレビ!』から改題されました。

番組の特徴と内容

『ごくらく生テレビ』は、主に生活関連の情報を提供することに特化した内容となっており、芸能ニュースや社会的な話題は極力排除されていました。例として、「峰クンのほめだおしグルメ」といったコーナーが設けられ、視聴者に役立つ様々な情報を届けることを目指していました。また、金曜日には日本の皇室に関する特集も放送され、多岐にわたる内容が視聴者に提供されていました。

さらに、番組は生放送であったため、視聴者との距離感が近く、参加型の企画も多く取り入れられていました。セットは他の番組である『午後は○○おもいッきりテレビ』と共用されており、視覚的にも馴染みやすいものでした。

ネットワークと放送局

『ごくらく生テレビ』は、日本テレビが製作局として担い、いくつかの系列局で放送されました。しかし、札幌テレビは1992年の放送開始からわずか3ヶ月後に打ち切られることとなり、番組の代わりにドラマ再放送枠として利用されるようになりました。その後、特別番組として貴花田（現在の貴乃花親方）と宮沢りえの婚約会見の模様が単発放送されたこともあります。

他のネット局には、青森放送、テレビ岩手、ミヤギテレビなど、日本国内の多くの地域で放送されました。ただし、秋田放送、山梨放送、北日本放送など、一部の地域局では一度も放送されなかったため、地域による視聴の差が存在しました。

終わりに

『ごくらく生テレビ』は、当時の視聴者にとって新しいスタイルの生活情報番組としての地位を築き、峰竜太にとってはタレントとしての新たな一歩を踏み出すキッカケとなりました。番組は約1年の間にわたり、多くの視聴者に愛され続け、生活に寄り添った情報を提供していました。

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