ずっと一緒に

シングル「ずっと一緒に」

日本のデュオ、花花による6作目のインディーズシングル「ずっと一緒に」は、彼らの音楽キャリアの中でも特に重要な位置を占める作品です。このシングルは、前作「あ〜よかった」から約5ヶ月のインターバルを経てリリースされました。インディーズ期において彼らが発表した最後のシングルとなっています。

タイアップと楽曲の魅力

表題曲の「ずっと一緒に」は、MBS系情報番組『ちちんぷいぷい』のエンディングテーマとして起用され、聴く人々にしっかりとした印象を残しました。また、カップリング曲の「ひざまくら」は、グンゼ製品のCMソングとしても使われており、こちらはカップリングとしてタイアップされるのは初めての試みでした。過去には「赤い自転車」以来、約2作ぶりのタイアップが実現し、歌の広がりを感じさせます。

楽曲の詳細

このシングルには、次の楽曲が収録されています。
1. ずっと一緒に
作詞・作曲：こじまいづみ、編曲：パパダイスケ
2. HEART
作詞・作曲：おのまきこ、編曲：パパダイスケ
3. ひざまくら
作詞・作曲：おのまきこ、編曲：花花、菱沼幹太
4. ずっと一緒に (Off Vocal)
作曲：こじまいづみ、編曲：パパダイスケ

表題曲の「ずっと一緒に」は、愛や思い出を大切にするテーマを持ち、聴く人の心に響きます。特にそのメロディと歌詞は、多くのファンに愛され続けています。「HEART」は、切ない恋心を描いた楽曲で、花花ならではの繊細な表現が光ります。「ひざまくら」は、柔らかいアレンジが特徴で、リスナーに優しさをもたらします。

参加ミュージシャンとその貢献

この作品に関わったアーティストたちも注目に値します。花花のメンバーである、こじまいづみさんとおのまきこさんが、それぞれボーカルや楽器を担当し、サウンドを多種多様に分けています。具体的には、こじまいづみさんはボーカルに加えて、Fender Rhodesという楽器も演奏しています。一方、おのまきこさんはピアノとキーボードも手がけています。

また、サポートミュージシャンとして名を連ねるパパダイスケさんが、エレクトリックギターやアコースティックギター、プログラミングを担当し、楽曲に独自の色を加えています。他に住友俊洋さんのスライドギター、菱沼幹太さんのギターなど、多くの才能が集結し、ハーモニーを形成しています。

収録アルバムとその影響

シングル「ずっと一緒に」は、『11songs（+4）』や『2 souls』、さらには『FOOT PRINT〜花花WORKS 2000-2003』といったアルバムにも収められており、ファンには欠かせない一枚です。また、「ずっと一緒に」のオフヴォーカルバージョンも収録されており、アレンジや演奏を楽しむことができます。

花花の音楽、特に「ずっと一緒に」は、いつまでも心に残るような温かみのあるメロディとリリックで、多くのリスナーの支持を得ています。このシングルは、彼らの音楽性を象徴する作品と言えるでしょう。

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