たまご

漫画家・イラストレーター 雪乃たまご

雪乃たまご（旧名：たまご）は、1月8日生まれの日本の漫画家、イラストレーター、そしてFlashアニメーション作家です。彼女は、月刊コンプエースにて、Otomaniaとの共同ペンネーム「おんたま」として、4コマ漫画『ミクぼん』と『はちゅねミク研究所』を同時連載しています。現在は、苗字を加え「雪乃たまご」として活動しています。

プロフィール

大阪府在住で、そのクリエイティブな才能を発揮しています。Flashアニメーション作家の森野あるじ氏との出会いが、彼女を絵とアニメーションの世界へと導きました。初期には、青池良輔氏の「CATMAN」などのFlashアニメーション制作のアシスタントを担当し、森野あるじ氏の「ホシノ☆オニオン」では主題歌のボーカルも担当しています。

初音ミクとの出会い

2007年9月、彼女はFlashアニメーションクリエイター仲間のOtomania氏が音声合成ソフト初音ミクを使って作成した歌声に出会いました。この出会いがきっかけで、初音ミクをデフォルメしたキャラクターイラストを制作。Otomania氏がこのイラストを使った動画「VOCALOID2 初音ミクに『Ievan Polkka』を歌わせてみた」をニコニコ動画に投稿したところ、瞬く間に人気を集め、初音ミクの派生キャラクター「はちゅねミク」が誕生しました。

漫画家としての活動

2007年12月、角川書店の漫画雑誌『月刊コンプエース』2008年2月号から、主に作画を担当し、原作担当のOtomania氏との共同ペンネーム「おんたま」として、はちゅねミクを主人公とした4コマ漫画『はちゅねミクの日常 ろいぱら!』の連載を開始。この作品では、単行本付属のCDに収録されるFlashアニメーションの制作も手がけました。

その後、2011年10月号で『はちゅねミクの日常 ろいぱら!』の連載は終了しましたが、2012年6月号からは、初音ミクを主人公とした『ミクぼん』、そしてはちゅねミクを主人公とした『はちゅねミク研究所』の連載を開始し、現在も続いています。

また、オリジナル作品としては、2011年3月より芳文社の漫画雑誌『まんがタイム』にて、4コマ漫画『こてこてふぁみりあ』の連載を行っていました。

改名

2012年11月7日、活動10周年を機に、「原点回帰」というテーマのもと、師匠である森野あるじ氏と相談し、苗字を付け「雪乃たまご」として新たなスタートを切ることを自身の公式サイトで発表しました。

作品リスト

以下は、雪乃たまご（旧名：たまご）氏の主な漫画作品です。

『はちゅねミクの日常 ろいぱら!』 (角川書店) 全4巻 (『月刊コンプエース』2007年 - 2010年) - 連載デビュー作。おんたま名義。
『こてこてふぁみりあ』 (『まんがタイム』2011年)
『ミクぼん』 (『月刊コンプエース』2012年 - ) - おんたま名義。
『はちゅねミク研究所』 (『月刊コンプエース』2012年 - ) - おんたま名義。

関連情報

彼女は、Flashアニメーションの制作にも携わっていることから、「Flash職人」とも呼ばれています。また、「萌え擬人化」を得意とし、初音ミクをはじめとするVOCALOIDの派生キャラクターの創作にも深く関わっています。特に、はちゅねミクは彼女の代表的なキャラクターの一つです。

共に活動しているOtomania氏は、雪乃たまご氏の創作活動において重要なパートナーです。

外部リンク

ぽこぽこ - 公式サイト
たまご (@pocopoco_cc) - X（旧Twitter）アカウントへのリンク)

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