どんきほ〜て

どんきほ〜て

どんきほ〜ては、かつて吉本興業に属していた漫才コンビです。彼らは関西の漫才界で非常に人気があり、数多くの舞台やテレビ番組に出演しました。コンビ名の由来やメンバーについて、彼らの活動の歴史を詳しく振り返ってみましょう。

メンバー

• - きびのだんご（本名：前谷正弘、1967年9月1日生まれ）

ボケ担当で、岡山県出身です。

• - 太平かつみ（本名：市田克彦、1963年2月27日生まれ）

ツッコミ担当で、京都府出身です。

略歴

どんきほ〜ての二人は1983年4月に吉本興業の養成所、NSC（吉本総合芸能学院）に入学しました。この時期、二人はNSCの2期生としての仲間で、それぞれ異なる経歴を持っていました。

1984年、太平かつみは「太平かつみ・ひろみ」という名前で活動し、初舞台を踏みますが、約1年後に解散しました。一方、きびのだんごは月亭八方に弟子入りし、芸名を受け継いでいます。そして1985年には「どんきほ〜て」としてコンビを結成します。彼らは関西を中心に活動し、数々の新人コンクールでは素晴らしい成績を収めました。

彼らは才能を認められ、テレビ番組やライブイベントにも頻繁に出演。特に、1987年から1988年の間、「素敵!KEI-SHU5」や様々な新人漫才コンクールでの活躍が目立ちました。最終的には、彼らは1999年11月28日にコンビを解散しましたが、その最後の舞台はなんばグランド花月という名所で行われました。

活動

どんきほ〜ては漫才だけでなく、様々なメディアに出演しました。彼らのテレビ出演には、「お好み演芸会」や「関西テレビ放送開局30周年記念特別番組 MAGMA30」などが含まれ、非常に多岐にわたります。彼らはその活躍を通じて、多くのファンの心を捉えました。

受賞歴

どんきほ〜てはその活動の中で数々の賞も受賞しています。1987年には「第8回ABC漫才・落語新人コンクール」で漫才部門最優秀新人賞を受賞し、同年の「第17回NHK上方漫才コンテスト」でも最優秀賞を獲得しました。1988年には上方お笑い大賞で銀賞を受賞し、更にその後も新人賞や奨励賞など、多くの栄誉に輝いています。

解散後の活動

コンビ解散後、きびのだんごは芸能界を引退しましたが、太平かつみは新たに妻の尾崎小百合とともに「かつみ♥さゆり」として活動を再開しました。今でも関西を拠点に多くのファンに支持されており、活動を続けています。

備考

興味深いことに、きびのだんごはコンビ結成前に別のコンビ「和田・吉田」を結成して解散した過去もあり、後に同じくNSC同期生であった吉田ヒロとも一時期活動をしていました。また、彼らの代表的なネタに「関関同立」があり、他の漫才師にも影響を与えたことが知られています。

どんきほ〜ての活動は、その笑いのスタイルや巧みな言葉遊びにより、今なお多くの人々に記憶されています。

もう一度検索