ふれ愛

『ふれ愛』は、祖父江文宏の小説「かなしみの歳時記」を原作とするテレビドラマ作品です。物語は、静岡県伊豆半島にある児童養護施設を舞台に展開されます。

主人公である山本みどりが、この施設に預けられた姉の青谷由起子、そして弟2人である池田進と那智武敏、さらに学園長の娘との間で繰り広げられる人間愛を深く描いています。それぞれのキャラクターが抱える葛藤や成長、そして彼らの間に生まれる温かい絆が、視聴者の心を捉えます。

原作を手掛けた祖父江文宏は、愛知県東海市にある児童養護施設「暁学園」の園長を務めていました。この施設での実体験が、本作の物語の土台となっています。そのため、ドラマには児童養護施設のリアルな描写や、そこで生活する人々の心情が、繊細に表現されています。

TVドラマについて

『ふれ愛』は、東海テレビの昼ドラマ枠で放送されました。1986年1月6日から3月28日にかけて第1シリーズが放送され、その後、1988年4月11日から7月1日には『ふれ愛II』のタイトルで第2シリーズが放送されました。この二つのシリーズを通じて、物語はさらに深く、そして感動的に展開していきます。

主なキャスト

ドラマには、多くの個性豊かな俳優たちが出演しています。

山本みどり
池田進
加藤武
橋爪淳
青谷由起子
宮崎達也
早川雄三
喜多道枝
高田敏江
白川和子
会沢朋子
中原早苗
磯村みどり
睦五朗
風間みつき
棟里佳
及川ヒロオ
浅井星光

制作スタッフ

ドラマ制作には、以下のスタッフが携わりました。

演出: 平松敏男、竹内正男、小野俊和（『II』のみ）
脚本: 岡本克己
制作: 東海テレビ、東宝株式会社

外部リンク

ふれ愛(1) - テレビドラマデータベース
* ふれ愛II - テレビドラマデータベース

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