みついし昆布温泉 蔵三

みついし昆布温泉 蔵三

北海道新ひだか町三石鳧舞にある、町営の温泉宿泊施設「みついし昆布温泉 蔵三」は、2006年に旧三石温泉施設の建て替えとしてオープンしました。道の駅みついしや三石海浜公園に隣接しており、非常に便利な立地です。指定管理者制度を導入しており、株式会社アンビックスが運営を担っています。

温泉

三石温泉の源泉を使用し、加温濾過循環式となっています。日帰り入浴も可能です。内湯には大浴場、昆布湯、ジャグジー風呂、水風呂、サウナと様々な浴槽が用意されており、露天風呂も完備。この露天風呂は船を模したユニークな造りで、海浜公園や海を望むことができます。地元漁師や海浜公園利用者向けに、朝湯サービスも提供しています。サウナの利用時間は浴場とは異なる点に注意が必要です。

宿泊施設

全16室の客室があり、露天風呂付き和室、和室、洋室の3タイプから選べます。宿泊者専用のラウンジには、コーヒーマシンや紅茶などが用意され、くつろぎの空間を提供しています。また、宿泊者専用のシャンプーバーも設置されているなど、細やかな配慮が行き届いています。

飲食施設

「レストラン旅篭」は施設内の唯一の飲食施設で、宿泊者の朝食会場としても利用されています。地元の食材を使った料理が楽しめるでしょう。

その他施設

日帰り入浴客のための無料休憩所には、テレビや自動販売機、無料の飲料水などが設置されています。その他、マッサージコーナー、売店、宴会場、研修室なども備えています。

アクセス

旧JR日高本線日高三石駅からタクシーで約10分、または道南バス、ジェイ・アール北海道バス日勝線「三石温泉」停留所から徒歩圏内です。

オリジナルキャラクター

施設には「蔵王様（くらおうさま）」というオリジナルキャラクターが存在します。

歴史

2005年6月30日、老朽化のため旧三石温泉が閉鎖されました。翌2006年3月31日には三石町と静内町が合併し、新ひだか町となりました。そして同年7月13日、道の駅みついしに隣接した場所に「みついし昆布温泉 蔵三」がオープンしました。2020年1月1日には、大人入浴料金の値上げが行われています。

まとめ

「みついし昆布温泉 蔵三」は、温泉、宿泊、食事、そして周辺の観光スポットとの連携など、多くの魅力を兼ね備えた施設です。日帰りでも宿泊でも、充実した時間を過ごせることでしょう。船の形をしたユニークな露天風呂は、この施設の大きな特徴であり、記憶に残る体験となるはずです。北海道旅行の際には、ぜひ訪れてみてください。

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