書籍紹介:やっぱりRPGが好き!
『やっぱりRPGが好き!』は、1992年に
近藤功司と
冒険企画局によって出版された書籍です。この本は、人気のある
テーブルトークRPGの楽しみ方やテクニックをまとめた内容で、特に「ドラゴンマガジン」誌に連載されていた記事をもとに単行本化されています。
書籍の背景
本書は、他の著作である「RPGに挑戦!」や「だからRPGが好き!」といった先行出版された記事を基にしており、そこから発展した内容が含まれています。
テーブルトークRPGに興味を持つ初心者から、より高い技術を求める中級者、上級者まで楽しめる情報が豊富に盛り込まれています。
内容の紹介
本書では、まず
ゲームマスター(GM)やプレイヤーが知っておくべき基本的なテクニックについて解説しています。具体的なシナリオ作成方法やその準備、プレイセッションを円滑に進行するためのコツが詳述されています。また、イベントの開催方法についても具体的な手順が述べられており、実践的な内容が多いのが特徴です。
さらに、本書は単に
テーブルトークRPGに限定されていない点も魅力的です。エンターテインメント全般について論じる部分もあり、テレビドラマや映画、小説、コミックといったさまざまなメディアでの物語構造や演出技術についても触れています。これにより、RPGだけでなく広く創作活動全般に役立つ知識が得られます。
書誌情報
書籍の詳細情報は以下の通りです。また、続刊として『それでもRPGが好き!』もあり、こちらも同様に
テーブルトークRPGを題材にした魅力的な情報が盛り込まれています。
- - 書名:やっぱりRPGが好き!
- - 出版社:富士見書房〈富士見ドラゴンブック〉
- - 出版年:1992年
- - イラスト:都築和彦、末広雅里、竜胆丈二
- - ISBN:4-8291-4264-2
続刊に関する情報:
特別版として『まるごと一冊
冒険企画局』も2010年に新紀元社から出版され、本書の特別編が含まれています。
まとめ
『やっぱりRPGが好き!』は、
テーブルトークRPG初心者から経験者までにとって貴重な参考書です。この本を通じて、ゲーム運営やシナリオ構築のスキルを磨き、さらに広がるエンターテインメントの世界へ想いやアイディアをつなげる手助けとなるでしょう。