らくらぶR

『らくらぶR』番組詳細

『らくらぶR』（らくらぶアール）は、2003年7月6日から2008年3月30日までKBS京都テレビで毎週日曜22:30 - 23:00に放送されていたバラエティ番組です。前身番組である『森脇健児のらくらぶ。金曜日』（2000年10月 - 2002年9月）についても、一部内容を後述します。

概要

番組のメイン出演者である森脇健児が、主に京都市内を舞台に様々な企画に挑戦し、一般の人々との触れ合いを通じて地域とのつながりを深めることを目的としたローカル番組です。森脇は番組の構成・演出も担当しており、彼の個性が色濃く反映された番組作りが特徴でした。最終回は2008年3月30日の「平安京双六」で迎えましたが、その後番組である『走る男』も、森脇が一般市民と交流するスタイルを継承しています。

出演者・スタッフ

番組の出演者、スタッフは野球のチームに例えられ、ユニークな役割分担がされていました。

出演者
森脇健児 ＜主将＞

スタッフ
東郷一重 ＜監督＞：らくらぶプロデューサー
なぎーだ ＜コーチ＞：構成作家。2005年正月スペシャルでスタッフじゃんけん3連続自腹という記録を達成
鳥井真規→紀井英顕 ＜マネージャー・9番キャッチャー＞

レギュラーメンバー
益田信喜 ＜3番ショート＞：編集
河内徹 ＜5番サード＞：撮影
西村友宏 ＜1番ライト＞：撮影
大継康高 ＜2番センター＞：アシスタントディレクター
林達郎→高尾雅也 ＜7番レフト＞：CGクリエイター
池田良子 ＜6番ファースト＞：音声
小見山雅宏 ＜8番セカンド＞：編集

主な企画

番組は「東洋一の低予算」を自称し、原則として京都市内のみでロケを行っていましたが、2006年と2007年にはベトナムロケも実施しました。

じゃんけん企画
鉄道を利用した旅企画。駅前で出会った人とじゃんけんをし、勝てば前進、負ければ後退するというユニークなルールが特徴です。森脇が出す手によって進む駅数が変化し、JRでは連勝すると快速や新快速に乗れる特別ルールも存在しました。
実施路線：叡山電鉄、近江鉄道、京阪石山坂本線・京阪京津線、京阪本線、京福電気鉄道、JR琵琶湖線、JR東海道本線、JR奈良線

スポンサーさんありがとう（宝島新CM）
番組メインスポンサーである「家具の宝島」のCMを森脇が監督・制作する企画。スポンサーの社長が、番組制作費の安さに驚いたことがきっかけで企画が復活しました。

平安京双六
京都市内の通りを双六のマス目に見立て、京都タワーをゴールとする旅企画。出会った人にサイコロとルーレットで進む方向を決めてもらうルールで、3年3ヶ月をかけてゴールしました。
平安京双六 シーズンII
「平安京双六」の後継企画で、金閣寺をゴールとする旅企画。サイコロで進む方向を決めるルールに変更されました。

祇園しりとりはしご酒
祇園の飲食店を屋号しりとりで巡る企画。森脇が泥酔して企画続行不能となることもありました。

タクシーの運転手さんを笑わそう
タクシーに乗車し、1メーター走るまでに運転手を笑わせることができれば続行、失敗すると降車しなければならない企画。

雨やどり
町家で雨宿り中の人々と交流する企画。雨天時の代替企画として実施されました。

琵琶湖1周ふれあい旅
サイコロで移動手段と進む信号数を決め、琵琶湖を一周する企画。長期シリーズとなりました。

京都府縦断サイコロふれあい旅
サイコロで移動手段と進む信号数を決め、京都府を縦断する企画。京都新聞社や京都府庁を訪問し、府知事との面会も実現しました。KBSのアナウンサーとの共演も果たしました。

Joshinプレゼンツ企画
上新電機提供の阪神タイガース応援特番企画。プロ野球選手との交流や、上新電機の店員体験などが企画されました。

森脇サンタ企画
森脇がサンタに扮し、視聴者プレゼントを提供する企画。じゃんけんに負けると森脇の自腹でプレゼントが提供されました。

携帯しりとり
森脇の携帯電話の登録名から、しりとり形式で電話をかけ、会える人を探す企画。長距離移動を伴うこともありました。

ラジコンと平安神宮へ
ラジコンに財布を乗せ、観光客へのお土産を自腹で購入しながら平安神宮を目指す企画。

鴨川夕涼み企画
鴨川で夕涼みをする企画で、路上ライブを行う青年や留学生と対談しました。

古本屋巡り
森脇が古書店を巡り、古本を購入していく企画。撮影日は大雨でした。

2008新春スペシャル 美味しい鍋対決 勝てば美女と混浴
森脇と松村邦洋が鍋料理を作り、インリン・オブ・ジョイトイが判定する企画。勝利者はインリンと混浴できるルールでしたが、結果は引き分けでした。

糸電話企画
カップルが糸電話で普段言えないことを伝え合う企画。結婚式で流すビデオレターも収録されました。

雪遊び企画
森脇と幼稚園児が雪遊びをする企画。

京都タワー探訪
普段は入れない京都タワー内部を紹介する企画。森脇は階段でタワー頂上まで登りました。

会社訪問企画
スポンサー会社を訪問する企画。

『森脇健児のらくらぶ。金曜日』時代の主な企画

大盤振る舞い企画
森脇、TKOの財布から1つを選び、選ばれた財布の持ち主が街でおごる企画。

鍋企画
森脇が空の土鍋を持って街へ行き、住民に具材を提供してもらい鍋を作る企画。

あっちむいてホイ企画
平安京双六の前身企画。道行く人とあっちむいてホイをし、森脇の進む方向を決める企画。

森脇雲ケ畑に行く
森脇が雲ケ畑で地元の人と触れ合う企画。陸上競技対決や、「ナイキ君」という牛との触れ合いが印象的でした。

微笑がえし企画
キャンディーズの「微笑がえし」を、街で出会った人々に少しずつ歌ってもらい、ビデオを完成させる企画。

テーマソング

一回目の放送期間（2001年10月 - ）：Sunny Side Upの「バンドワゴン」
再開後（2003年7月6日 - 2007年9月末）：Sunny Side Upの「僕の居場所」
2007年10月 - 2008年3月：珍獣王国の「ハッピー」

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