アラミス・ガルシア

アラミス・マイケル・ガルシア（Aramis Michael Garcia）は、1993年1月12日、アメリカ合衆国フロリダ州ハイアリア出身のプロ野球選手です。捕手と一塁手を兼任し、右投右打でプレーします。現在は、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの傘下チームに所属しています。

経歴

ガルシアは、2011年のMLBドラフトでセントルイス・カージナルスから20巡目で指名を受けましたが、契約せずにフロリダ国際大学へ進学しました。

2014年のMLBドラフトで、サンフランシスコ・ジャイアンツから2巡目（全体52位）で指名され、プロ入りを果たしました。同年、ルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツでプロデビュー。その後、A-級セイラム＝カイザー・ボルケーノズに昇格し、20試合に出場しました。

2015年はA級オーガスタ・グリーンジャケッツで83試合に出場し、打率.273、15本塁打、61打点を記録。8月にはA+級サンノゼ・ジャイアンツへ昇格しました。2016年は、ルーキー級アリゾナリーグとA+級サンノゼでプレーし、A+級では41試合に出場しました。

2017年はA+級サンノゼで81試合に出場し、打率.272、17本塁打、65打点を記録。8月にはAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズへ昇格し、22試合に出場しました。同年オフには、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため、40人枠入りを果たしました。

2018年はAA級リッチモンドで開幕を迎え、80試合に出場。8月にはAAA級サクラメント・リバーキャッツへ昇格し、同月26日にメジャー昇格を果たしました。8月31日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビューし、初打席は三振に終わりましたが、8回裏の3打席目にメジャー初本塁打を記録しました。この年はメジャーで19試合に出場しました。

2019年は18試合に出場しましたが、2020年はメジャー昇格の機会がなく、マイナーリーグも新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催されなかったため、公式戦での出場はありませんでした。オフにDFAとなりました。

2020年11月、ウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍。しかし、2021年2月にはトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍しました。2021年は32試合に出場しましたが、9月20日にDFAとなり、自由契約となりました。

2021年11月、シンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2022年のスプリングトレーニングに招待選手として参加。2022年4月にはメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りを果たしました。この年は47試合に出場しました。

2022年10月、ウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍。その後マイナー契約となり、傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属されましたが、FAとなりました。

2023年2月、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結びました。主に傘下AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレー。2024年はAAA級リーハイバレーで開幕を迎えましたが、9月にJ.T.リアルミュートの故障者リスト入りに伴いアクティブ・ロースター入り。しかし、9月17日にウェーバー公示を経て、AAA級リーハイバレーに降格となり、FAとなりました。この年はメジャーでわずか3試合の出場に留まりました。

2024年オフ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、AAA級リノ・エーシズに配属。2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することが発表されました。

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