アリオ西新井

アリオ西新井

アリオ西新井は、東京都足立区西新井栄町に位置する複合商業施設です。日清紡ホールディングスが所有し、セブン&アイ・クリエイトリンクが運営を行っています。

概要

アリオ西新井は、日清紡東京工場跡地の再開発「西新井ヌーヴェル」計画の一環として、2007年11月にオープンしました。イトーヨーカ堂が展開する大型ショッピングセンター「アリオ」として、全国で6店舗目、都内ではアリオ亀有に次ぐ2店舗目として開業しました。イトーヨーカドーとしては176店舗目の店舗となります。

東武鉄道西新井駅西口の近く、環七通りと尾竹橋通りの交差点に位置し、商業施設としてのアクセスに優れています。敷地面積は限られていますが、地上6階・地下1階の構造（上層階3フロアは立体駐車場）により、広い延床面積を確保しています。

ショッピングセンター内には、核テナントであるイトーヨーカドーのほか、TOHOシネマズや様々なファッション、レストランなど、111の専門店が入居しています(2014年時点)。周辺にはマンションや公園なども整備されています。

近隣地域も「西新井ヌーヴェル」計画に基づいて大規模な開発が行われ、道路などのインフラも整備されています。

旧イトーヨーカドー西新井店は、2008年にディスカウントストア「ザ・プライス西新井店」に転換され、現在はヨークプライス西新井店となっています。

2024年9月30日、日清紡ホールディングスはアリオ西新井の土地と建物をヒューリックに売却する契約を締結しました。引き渡しは2025年3月31日の予定で、売却後もテナントに変更はないとされています。

テナントの詳細な情報は、アリオ西新井の公式サイト「ショップガイド」で確認できます。

施設

TOHOシネマズ西新井

4階にあるシネマコンプレックスで、全10スクリーン、総座席数1,775席（車椅子席20席）を備えています。

足立区内に久しぶりに誕生した本格的な商業映画館であり、オープン記念として、足立区出身の北野武監督を特集した「西新井映画祭」が開催されました。

2016年11月には、体感型アトラクションシアター「MediaMation MX4D」が導入されました。2021年11月29日には、チケットレスで入場できる「モバイルチケット」が系列で初めて採用されました。

足立区との防災協定

足立区は、(株)イトーヨーカ堂と「災害時における物資の優先供給並びに被災者に対する支援協力に関する協定」を締結しています。アリオ西新井を含む区内5店舗が、地震などの大規模災害発生時に、区の要請に基づいて食料や生活用品などの物資を供給し、水道水やトイレを提供するという内容です。

足立区役所での締結式で、区長は「区内でも大きい店舗を展開するイトーヨーカ堂に協力してもらうのは心強い」と感謝を述べました。イトーヨーカ堂側も情報収集のため各店に無線機などを設置したことを報告し、「震災時に物資をいかにスムーズに送れるかが課題」であると述べています。

アクセス

東武伊勢崎線（東武スカイツリーライン）西新井駅下車、西口から徒歩8分
西新井駅西口に発着する東武バスセントラル、都営バス、国際興業バスの路線バスも利用可能（詳細は西新井駅のバス路線を参照）
尾竹橋通り側の入口を利用する場合は、東武バスセントラル北03/北04系統の関原三丁目バス停が近い

外部リンク

アリオ西新井
* イトーヨーカドーアリオ西新井店

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