アルゼンチン連合

アルゼンチン連合とは

アルゼンチン連合（Confederación Argentina）は、アルゼンチン共和国の正式名称の一つであり、特に1835年から1852年までの期間を指します。この時代は、アルゼンチン諸州が国際関係においてこの名称を使用していました。

歴史

1835年～1852年

リオ・デ・ラ・プラタ連合州の領域は、1835年以降、フアン・マヌエル・デ・ロサスの下で事実上行動し、アルゼンチン連合という名前が用いられました。この時期は、国家憲法が存在せず、諸州間の条約に基づいて連邦国家が形成されたと解釈されています。

不安定な政治

連合の時代は、事実上内戦状態にありました。統一党の亡命者や周辺国との間で、権力回復を目的とした戦争が頻発しました。

戦争

東方共和国での「大戦争」や、対ペルー・ボリビア連合戦争など、多くの戦争を経験しました。

構造

アルゼンチン連合は、サンタフェ州、エントレ・リオス州、コリエンテス州など、複数の州の自治によって構成されていました。

1852年以降

カセーロスの戦いの後、1853年から1861年まで、アルゼンチン連合はブエノスアイレスを除くアルゼンチン諸州の国家名として使用されました。しかし、内戦を経てブエノスアイレスが併合され、現在のアルゼンチン共和国が成立しました。

憲法

オリジナルのアルゼンチン憲法（1853年）では、アルゼンチン連合の表現が用いられていました。しかし、1860年の憲法改正により、アルゼンチン国（Nación Argentina）に変更されました。

関連項目

* 連邦派と統一派の旗

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