アーロン・アルテール

アーロン・サミュエル・アルテール（Aaron Samuel Altherr、1991年1月14日 - ）は、ドイツのラインラント＝プファルツ州ラントシュトゥールのアメリカ軍基地出身のプロ野球選手です。外野手として、右投右打でプレーしています。現在は、リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル（メキシカンリーグ）のラグナ・ユニオン・コットンファーマーズに所属。

経歴

プロ入りとフィリーズ時代
2009年のMLBドラフト9巡目（全体287位）でフィラデルフィア・フィリーズから指名を受けプロ入り。
2012年には、第3回WBC予選のドイツ代表に選出。
2013年11月、フィリーズの40人枠入り。
2014年6月16日、アトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。2試合に出場。
2015年は、控え外野手として39試合に出場。打率.241、長打率.489をマーク。
2016年は57試合に出場するも、打率.197と不振。
2017年は自己最多となる107試合に出場。打率.272、19本塁打、65打点を記録。9月18日のドジャース戦では、クレイトン・カーショーから自身初の満塁本塁打。
2018年も105試合に出場したが、打率.181、8本塁打と調子が上がらず。
2019年5月4日にDFA（戦力外通告）となる。

ジャイアンツ時代
2019年5月11日、ウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍。しかし、すぐにDFAとなる。

メッツ時代
2019年5月23日、ウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍。その後、マイナー契約を経てメジャーに再昇格するも、再びDFAとなり、マイナーへ降格。

韓国・NC時代
2019年11月22日、韓国・KBOリーグのNCダイノスと契約。登録名はアルテオ（알테어）。
2020年は136試合に出場し、打率.278、31本塁打、108打点、22盗塁を記録し、NCの韓国シリーズ初優勝に大きく貢献。
2021年も143試合に出場し、打率.272、32本塁打、84打点、20盗塁をマーク。球団は再契約の意思を見せたが、家庭の事情により退団。

NC退団後
2022年は無所属だったが、9月に開催された第5回WBC予選にドイツ代表として出場。

独立リーグ時代
2023年3月29日に北米独立リーグ・フロンティアリーグのトリシティ・バレーキャッツと契約。82試合に出場し、打率.294、21本塁打、70打点、8盗塁を記録。

メキシカンリーグ時代
2024年3月19日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル（メキシカンリーグ）のラグナ・ユニオン・コットンファーマーズと契約。

選手としての特徴

高い身体能力を持ち、フィリーズ時代には将来のチームの主力選手として期待されていました。

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