イブニングワイド21

イブニングワイド21とイブニングワイド21 ゆうがたDONDONの概要

『イブニングワイド21』は、2003年3月31日から2004年3月26日までの約1年間、山陽放送（RSKテレビ）で放送されていたローカル情報番組です。この番組は、山陽放送がそれまでの17時台の情報番組枠を引き継いで、より多角的で充実した内容を提供することを目的とした本格的な2時間ワイド番組としてスタートしました。期日としては月曜から金曜までの16:50から18:55までの放送が行われており、17:50から18:19の間は全国ニュース『JNNニュースの森』を含む形で内容が構成されていました。

構成とキャスター

放送形態

イブニングワイド21は、山陽放送の老舗情報番組『山陽TVイブニングニュース』を内包し、初めて「山陽TV」の名前が外されたという大きな変化がありました。特に18時から放送される『山陽TVイブニングニュース』は新たに『イブニングワイド21 イブニングニュース』と名称を改め、長きにわたる地域密着型のニュース番組の進化を示しました。

メインキャスターには、浜家輝雄と奥富亮子が起用され、特に浜家は以前の『ハマイエてれび回覧板』からの復帰となり、テレビジャンルでの再活躍を果たしました。また、金曜日にはRSKの気象予報士である高畑誠が、天気情報を担当し、週ごとの気候情報をしっかりと伝えていました。

その他のキャスター

17時台の進行は主にメインキャスターたちが担ったものの、18時以降はニュースコーナーを担当する石田好伸や玉木邦夫が加わり、均衡の取れた3人体制で情報をお届けしていました。また、参入していた三宅八重子などのフリーアナウンサーも17時台に出向し、様々な視点から情報を提供することができました。

イブニングワイド21 ゆうがたDONDON

『イブニングワイド21』は2004年3月29日より再編成され『イブニングワイド21 ゆうがたDONDON』としてスタートしました。この期間も浜家と奥富が引き続きキャスターを務め、情報番組のスタイルを保持しつつ、新たな方向性で地域情報を伝えることを重視しました。同番組では、石田好伸と玉木邦夫をはじめとする地元アナウンサーの活躍が見られました。

ただし、2005年3月25日をもって『ゆうがたDONDON』は終了し、TBS制作の『イブニング・ファイブ』がその枠を引き継ぐことになりました。この変更に伴い、視聴者には新たな情報提供のスタイルが迫られることとなります。同年4月からは、山陽放送の夕方18時台に再度『水戸黄門』の再放送枠が設けられ、4年3か月ぶりに夕方のローカルワイド番組が復活することとなりました。

放送の影響

このように『イブニングワイド21』およびその後の『ゆうがたDONDON』は、地域密着型の情報提供番組として山陽放送内で重要な地位を築くことに成功しました。多くの地元アナウンサーが出演し、地域に特化した情報を視聴者に届けることで、その存在感を強めていきました。そして新しいワイド番組が地域に新たな風を吹かせることになったのです。

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