ウィルソン・バルデス

ウィルソン・アントニオ・バルデス

ウィルソン・アントニオ・バルデス（Wilson Antonio Valdez , 1978年5月20日 - ）は、ドミニカ共和国ペラビア州ニザオ出身の元プロ野球選手。
内野手として、メジャーリーグ(MLB)、韓国プロ野球(KBO)、日本プロ野球(NPB)でプレーした。
日本での登録名は「ウィルソン」。韓国球界での登録名は「발데스」。

経歴

ドミニカリーグでのプレーを経て、2002年にフロリダ・マーリンズとマイナー契約。

MLB

2004年、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍し、メジャーデビュー。その後、シアトル・マリナーズ、サンディエゴ・パドレス、ロサンゼルス・ドジャースと渡り歩く。

2010年にはフィラデルフィア・フィリーズで自身最多となる111試合に出場。

2011年5月25日の対レッズ戦では、投手として登板し、勝利投手となる珍しい記録も達成した。

KBO

2008年、韓国プロ野球の起亜タイガースに所属。俊足と守備で期待されたが、打撃不振により同年5月に解雇。

NPB

2008年6月、東京ヤクルトスワローズに入団。

アダム・リグス、アーロン・ガイエルの不振、宮本慎也の北京オリンピック代表選出を見据えたバックアップとして期待された。

6月21日には一軍登録され、同日の対オリックス戦でNPB初出場。2安打を記録し、7月2日の対巨人戦では初本塁打を放った。

しかし、同年11月に戦力外通告を受け、退団。

その後

クリーブランド・インディアンス、ニューヨーク・メッツを経て、2012年にはシンシナティ・レッズへ移籍。

その後、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結ぶも、メジャー昇格はならず。

2013年以降は、独立リーグでプレーし、2015年まで現役を続けた。

詳細情報

NPB記録

初出場・初先発出場：2008年6月21日、対オリックス・バファローズ3回戦（明治神宮野球場）、6番・遊撃手として先発出場
初安打：同上、6回裏に金子千尋から三塁内野安打
初盗塁：2008年6月28日、対阪神タイガース10回戦（秋田県立野球場）、2回裏に二盗（投手：下柳剛、捕手：矢野輝弘）
初打点：2008年6月29日、対阪神タイガース11回戦（秋田県立野球場）、1回裏に上園啓史から二塁適時内野安打
初本塁打：2008年7月2日、対読売ジャイアンツ11回戦（東京ドーム）、5回表にエイドリアン・バーンサイドから左中間越ソロ

背番号

39 （2004年、2005年途中 - 同年終了）
12 （2005年 - 同年途中）
13 （2007年）
49 （2008年：起亜在籍時）
45 （2008年：東京ヤクルト在籍時）
4 （2009年）
21 （2010年 - 2011年）
* 15 （2012年 - ）

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