エス・アンド・アイ
エス・アンド・アイ株式会社は、東京都中央区に本社を構えるシステムインテグレーション企業です。BIPROGY株式会社の連結子会社として、その事業展開を支えています。
エス・アンド・アイは、システムインテグレーションを中核事業としていますが、近年ではその事業領域を拡大しています。具体的には、サーバー仮想化やネットワーク構築、クラウド環境を活用したオンラインストレージサービス「sactto!ファイリング」の提供、電子カルテシステム「Dolphin Evolution」の開発・提供、さらにはスマートデバイスを用いたソリューションプロバイダとしての活動も行っています。これらの事業展開を通じて、顧客の多様なニーズに対応しています。
エス・アンド・アイの歴史は、1987年7月31日に日本アイ・ビー・エムと住友電気工業の合弁会社として設立されたことから始まります。その後、電気通信工事業や電気工事業、管工事業の許可を取得し、事業基盤を強化しました。
1989年には、日本IBM箱崎事業所のネットワーク設備設計・構築を担当し、技術力を示しました。1992年には、クライアント/サーバー型ネットワークシステム「S&INS」の提供を開始し、システムインテグレーターとしての地位を確立しました。
1993年、日本アイ・ビー・エムが住友電気工業から株式を取得し、エス・アンド・アイは日本アイ・ビー・エムの子会社となりました。2003年には、住友電気工業グループのネットマークスが日本アイ・ビー・エムから株式を取得し、再び子会社化されました。
2000年代に入ると、テレフォニー事業やCTI事業に参入し、事業領域を拡大。2005年にはプライバシーマーク認定とISO9001認証を取得し、品質管理体制を強化しました。同年、サーバー統合・仮想化に本格参入し、技術革新にも対応しました。
2007年、日本ユニシスがネットマークスをTOBで子会社化し、2008年にはユニアデックスがネットマークスから株式を取得し、エス・アンド・アイはユニアデックスの子会社となりました。2009年には、米CommuniGate System社の代理店となり、ユニファイドコミュニケーションプラットフォームの取り扱いを開始しました。同時に、iPhoneやAndroid向けのユニファイドコミュニケーションシステム「uniConnect」の提供を開始しました。
2010年代に入ると、シンクライアント分野にも注力し、レノボ・ジャパンからのハードウェア供給を受けて、シンクライアント端末と管理ツールを提供しました。また、情報漏洩対策サービス「sactto!リモートワイプ」や低価格シンクライアントソフトウェア「SDC Hybrid Connector」の提供も開始しました。
2014年には、「携帯端末への発信者情報表示技術」で特許を取得。また、IBM CloudSoftLayerおよびVMwarevCloud Air向けのクラウド・マネージドサービスを提供開始しました。2015年には、情報漏洩を防止するクライアントPC「ThinBoot PLUS」やシンクライアント専用端末「ThinBoot ZERO」シリーズを提供開始しました。
2016年、IBM Watsonエコシステムプログラムのパートナーに認定され、AI分野への取り組みも開始しました。2017年には、日本ユニシスがユニアデックスから株式を取得し、エス・アンド・アイを直接子会社化。その後、ソフトバンクが日本ユニシスの保有する株式の一部を取得し、現在に至ります。
エス・アンド・アイは、システムインテグレーションだけでなく、以下のような幅広いサービスを提供しています。
sactto!ファイリング: クラウド環境を用いたオンラインストレージサービス
Dolphin Evolution: 電子カルテシステム
uniConnect: スマートデバイス向けユニファイドコミュニケーションシステム
ThinBootシリーズ: シンクライアントソリューション
クラウドマネージドサービス: IBM CloudSoftLayerおよびVMwarevCloud Air向け
これらのサービスを通じて、顧客のビジネスの効率化や課題解決に貢献しています。
エス・アンド・アイは、BIPROGYグループの一員として、ユニファイドコミュニケーション、シンクライアント、ソフトバンクなどの企業とも関連があります。
エス・アンド・アイ株式会社公式サイト
これらの情報から、エス・アンド・アイがシステムインテグレーションを軸に、クラウドやモバイル、AIといった先進技術を取り入れながら、幅広い顧客ニーズに対応する企業であることがわかります。
事業概要
エス・アンド・アイは、システムインテグレーションを中核事業としていますが、近年ではその事業領域を拡大しています。具体的には、サーバー仮想化やネットワーク構築、クラウド環境を活用したオンラインストレージサービス「sactto!ファイリング」の提供、電子カルテシステム「Dolphin Evolution」の開発・提供、さらにはスマートデバイスを用いたソリューションプロバイダとしての活動も行っています。これらの事業展開を通じて、顧客の多様なニーズに対応しています。
沿革
エス・アンド・アイの歴史は、1987年7月31日に日本アイ・ビー・エムと住友電気工業の合弁会社として設立されたことから始まります。その後、電気通信工事業や電気工事業、管工事業の許可を取得し、事業基盤を強化しました。
1989年には、日本IBM箱崎事業所のネットワーク設備設計・構築を担当し、技術力を示しました。1992年には、クライアント/サーバー型ネットワークシステム「S&INS」の提供を開始し、システムインテグレーターとしての地位を確立しました。
1993年、日本アイ・ビー・エムが住友電気工業から株式を取得し、エス・アンド・アイは日本アイ・ビー・エムの子会社となりました。2003年には、住友電気工業グループのネットマークスが日本アイ・ビー・エムから株式を取得し、再び子会社化されました。
2000年代に入ると、テレフォニー事業やCTI事業に参入し、事業領域を拡大。2005年にはプライバシーマーク認定とISO9001認証を取得し、品質管理体制を強化しました。同年、サーバー統合・仮想化に本格参入し、技術革新にも対応しました。
2007年、日本ユニシスがネットマークスをTOBで子会社化し、2008年にはユニアデックスがネットマークスから株式を取得し、エス・アンド・アイはユニアデックスの子会社となりました。2009年には、米CommuniGate System社の代理店となり、ユニファイドコミュニケーションプラットフォームの取り扱いを開始しました。同時に、iPhoneやAndroid向けのユニファイドコミュニケーションシステム「uniConnect」の提供を開始しました。
2010年代に入ると、シンクライアント分野にも注力し、レノボ・ジャパンからのハードウェア供給を受けて、シンクライアント端末と管理ツールを提供しました。また、情報漏洩対策サービス「sactto!リモートワイプ」や低価格シンクライアントソフトウェア「SDC Hybrid Connector」の提供も開始しました。
2014年には、「携帯端末への発信者情報表示技術」で特許を取得。また、IBM CloudSoftLayerおよびVMwarevCloud Air向けのクラウド・マネージドサービスを提供開始しました。2015年には、情報漏洩を防止するクライアントPC「ThinBoot PLUS」やシンクライアント専用端末「ThinBoot ZERO」シリーズを提供開始しました。
2016年、IBM Watsonエコシステムプログラムのパートナーに認定され、AI分野への取り組みも開始しました。2017年には、日本ユニシスがユニアデックスから株式を取得し、エス・アンド・アイを直接子会社化。その後、ソフトバンクが日本ユニシスの保有する株式の一部を取得し、現在に至ります。
提供サービス
エス・アンド・アイは、システムインテグレーションだけでなく、以下のような幅広いサービスを提供しています。
sactto!ファイリング: クラウド環境を用いたオンラインストレージサービス
Dolphin Evolution: 電子カルテシステム
uniConnect: スマートデバイス向けユニファイドコミュニケーションシステム
ThinBootシリーズ: シンクライアントソリューション
クラウドマネージドサービス: IBM CloudSoftLayerおよびVMwarevCloud Air向け
これらのサービスを通じて、顧客のビジネスの効率化や課題解決に貢献しています。
関連事項
エス・アンド・アイは、BIPROGYグループの一員として、ユニファイドコミュニケーション、シンクライアント、ソフトバンクなどの企業とも関連があります。
外部リンク
エス・アンド・アイ株式会社公式サイト
これらの情報から、エス・アンド・アイがシステムインテグレーションを軸に、クラウドやモバイル、AIといった先進技術を取り入れながら、幅広い顧客ニーズに対応する企業であることがわかります。
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