エフエムくしろ

株式会社エフエムくしろ（FMくしろ）

株式会社エフエムくしろは、北海道釧路市の一部地域を放送対象とするコミュニティFM局です。愛称は特にありませんが、放送局の呼出名称として社名が用いられています。

概要

放送エリアは釧路市全域（旧阿寒町、阿寒湖温泉、旧音別町を含む）と釧路町、釧路管内の一部です。約9万世帯、約20万5千人が聴取可能となっています。

株主は釧路市内の有力企業や個人で構成されています。阿部家の個人及び関連企業がマスメディア集中排除原則にいう支配関係にあるとされています。

沿革

1994年4月頃：コミュニティ[[放送]]局の開局構想が浮上
1994年6月28日：株式会社エフエムくしろ設立
1994年8月：放送局の予備免許取得（出力1W）
1994年10月6日：放送局の免許取得
1994年11月1日：開局、24時間放送を開始
1995年6月16日：出力を10Wに増力
2001年10月1日：出力を20Wに増力、春採7丁目のコーチャンフォーに移転
2006年11月1日：釧路市阿寒町、阿寒湖温泉、音別町に中継局を開局
2011年4月1日：サイマルラジオで番組配信を開始
2013年：サテライトスタジオを釧路市生涯学習センター（まなぼっと幣舞）に設置

サテライトスタジオの設置は、東日本大震災級の巨大地震による津波警報発令時を想定し、本社機能が麻痺した場合の対策として、釧路市と共同で設置されました。

内容

地域情報やイベント情報を中心とした24時間放送を行っています。コミュニティ[[放送]]局としては、道内初、全国で2番目の開局でした。

開局当初から2012年3月31日までは、深夜帯を中心に日中番組の再放送や、CS番組（ミュージックバード、スターデジオ）の再送信を行っていました。旧社屋からの放送期間中（1994年11月1日～2001年9月30日）は、日曜日の放送をCS番組の再送信に充てていましたが、これは警備上の理由によるものでした。

1998年4月5日からは、ラジオNIKKEI協力による中央競馬実況中継を放送していましたが、2011年3月27日に終了。同年4月1日からはサイマルラジオに加盟し、インターネットラジオとしても同時再送信を行っています。

2012年3月31日をもってCS番組の放送は終了し、翌日より24時間自主放送に切り替えられました。同時に、インターネットラジオの24時間放送も開始しています。

2017年7月25日には、釧路市民球場でのプロ野球公式戦（日本ハム対ロッテ）を自社制作で中継しました。

2019年3月14日には、アジアリーグアイスホッケープレーオフファイナルを、ロシア・ユジノサハリンスクから生中継するという、コミュニティFM局としては異例の試みを行いました。

2020年4月1日より、一部時間帯でミュージックバードの再送信を再開しました。

聴取率

公式調査ではAM放送局が上位を占める釧路市内において、NTT北海道テレマートのラジオ嗜好調査では、開局直後から一貫してトップの聴取率を獲得しています。ただし、2010年3月のインターネット調査ではSTVラジオがトップとのデータもあり、調査方法によって結果が異なることが示唆されています。

パーソナリティ

エフエムくしろでは、アナウンサーを「パーソナリティ」と総称しています。

さとう晴美
鈴木直哉
midori
平迫なおこ
田村直子
村田陽平
大関かんな
今りえ
桶谷武志（社員）
淺乃家本店（客員）

このほか、学生パーソナリティも活躍しています。

外部リンク

FMくしろ｜北海道釧路のラジオ局
FMくしろ - CSRA
FMくしろ - ListenRadio
FMくしろ - YouTubeチャンネル
* FMくしろ (@fmkushiro) - Instagram

もう一度検索