エフエム小樽放送局

FMおたる（株式会社エフエム小樽放送局）

FMおたるは、北海道小樽市の一部地域を放送区域とするコミュニティ放送局です。愛称はFMおたる。地域密着型の情報発信を行い、市民に親しまれています。

概要

FMおたるは、北海道で9番目に開局した後志総合振興局管内初のコミュニティ放送局です。24時間放送を実施しており、小樽市内を中心とした約12万5千人をカバーしています。本社・スタジオは旧小樽短期大学跡地に、送信所は手宮公園に位置しています。周波数は76.3MHz、出力は20W。桂岡・オタモイ・張碓にも中継局があります。資本構成は北一硝子が54%、浅原健藏氏が46%となっています。

沿革

1996年（平成8年）
5月1日 - 株式会社エフエム小樽放送局設立
7月19日 - 放送局の免許取得
7月27日 - 放送開始
2000年（平成12年）1月 - 空中線電力を20Wに増力
2005年（平成17年） - 『ほっとけNIGHT』が札幌コミュニティ放送局と同時放送を開始
2010年（平成22年）5月17日 - 社屋を旧小樽短期大学跡地に移転
2011年（平成23年）9月9日 - AIR-G'制作の「Canalism 小樽」を放送開始
2015年（平成27年）10月1日 - SimulRadio及びスマートフォンアプリ「FM聴」にてサイマル配信開始
2021年（令和3年）12月1日 - オタモイ・桂岡・張碓に中継局を設置
2023年（令和5年）
5月11日 - ListenRadioにてサイマル配信開始
6月4日 - SimulRadio及びスマートフォンアプリ「FM聴」のサイマル配信終了

スタジオ

Aスタジオ：生放送用
Bスタジオ：録音用。短大で使用していた放送室を再利用

番組編成

自社制作番組を中心に、ミュージックバードの番組も放送しています。ニュースは北海道新聞から提供された記事を基に放送。時報はスポンサーが付いた時刻のみ放送され、CMの後、ビープ音またはサウンドロゴで知らせる方式です。正時はステーションIDを流します。

インターネット配信

ListenRadioによるサイマル配信を実施しています。一部の自社製作番組はツイキャスでも配信。ポッドキャストによるアーカイブ配信も行っています。

主な番組

以下は2021年4月現在の主な番組です。太字は生放送。

ASAKATSU!（月 - 木曜 8:00 - 11:00）
Cheers!（月 - 木曜 17:00 - 19:00）
m×mf 音楽が処方箋（月曜 19:00 - 20:00）
明日へ向かってスクラムトライ!（第1・3月曜 14:00 - 14:30）
ラジクロ!（火曜 12:00 - 15:00）
ほっとけNIGHT（火曜 22:00 - 24:00）
それいけぃ!アヴァンチュ～る!（第2・4水曜 21:00 - 22:00）
お昼だよ、この声と～まれ（水曜 12:00 - 14:00）
小樽チャンネルラジオ（第1・3木曜 14:00 - 15:00）
さぁ、いってみよう!マミートーク!（木曜 21:00 - 22:00）
CONNECT!（金曜 08:00 - 14:00）
金曜2時です!坂の町さんぽ（金曜 14:00 - 15:30）
キラキラ金曜日（金曜 17:50 - 19:00）
小樽からこんばんは（金曜 19:00 - 20:00）
金曜スクランブル（金曜 20:00 - 21:00）
WINGBAY STATION（第4金曜 15:00 - 15:30）
花男の湯（第4金曜 22:00 - 23:00）
く～さん・とーるちゃんの土曜はこれから（第1土曜 11:00 - 13:00）
バミコStyle～no speak no life～（第4土曜 11:00 - 13:00）
歌のアルバム（土曜 19:00 - 20:00）
Style of my morning（日曜 10:00 - 12:00）
歌謡で演〜歌（日曜 21:00 - 23:00）
フィッシュ・ピーポー（第1・3 日曜 14:00 - 14:30）

その他の取り組み

コミュニティ放送では数少ない中継車「ハーディ号」を走らせ、市内各地で中継を行っています。緊急非常放送システムを導入し、災害時には防災情報を放送。小樽市内の道路情報は市内タクシー会社より提供されています。また、小樽の名産品を扱う公式オンラインショップも運営しています。

FMおたるは、地域に寄り添い、小樽の魅力を発信するコミュニティ放送局として、これからも地域に貢献していきます。

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