エフエム山口

株式会社エフエム山口について

株式会社エフエム山口（FM-Yamaguchi co,.Ltd.）は、山口県に向けてのFM放送を行っている特定地上基幹放送事業者です。コールサインはJOUU-FM、略称はFMYとして親しまれています。

開局背景

エフエム山口は、1982年に山口県にFM民放周波数の割り当てを受けたことを契機に、1985年に開局しました。このとき、全国で20番目の FM局、69番目のラジオ放送局として誕生し、山口県では唯一の県域民放FM局です。また、全国FM放送協議会（JFN）の加盟局として、九州・山口のJFN系列8局からなるFMQリーグにも参加しています。放送初期から「ジャパンエフエムネットワーク（JFNC）」制作番組のネットワーク比率が高いのも特徴です。

設立と経営

2015年における資本金は約4億9500万円でしたが、2017年には大幅な減資が行われました。山口県が大株主となり、社長は長年にわたり山口県庁のOBが務めてきましたが、2015年には初めての社内生え抜き社長として藤井正史が就任しました。

ロゴとキャラクター

2005年の開局20周年を迎え、ロゴタイプが刷新されました。また、この年には「緑山タイガ」というキャラクターも誕生しました。

事業所の概要

本社は山口市に位置し、東京支社も存在します。番組制作やイベント音響に特化した完全子会社も持ち合わせています。

キャッチフレーズ

エフエム山口は、開局以来いくつかのキャッチフレーズを運用し、成長と共に変化してきました。「ときめく夢 きらめく音」（1985年 - 2001年）、そして「届いてる!FMY」（2015年 - 2016年）など、リスナーとの心理的な距離を縮めるためのメッセージが込められています。

番組ラインナップ

エフエム山口は、自社制作の番組に力を入れています。特に、「FMY DayColors」や「COZINESS」等、多岐にわたる番組を放送し、地域密着の情報発信を行っています。2024年4月頃の番組編成には、月曜から金曜までの自社制作番組が含まれ、リスナーに多様な聴取体験を提供しています。

技術とサービスの展開

エフエム山口はインターネットを活用したサービスにも力を入れており、ラジオクラウドを通じたサイマル放送やエリアフリー放送にも対応しています。さらに、V-Low帯マルチメディア放送やインターネットラジオサービスにも積極的に参加してきました。同時に、様々なプラットフォームの動向を考慮し、リスナーのニーズに応じた放送内容を提供し続けています。

アナウンサーとパーソナリティ

開局以来、エフエム山口には数少ない自社アナウンサーが在籍しており、パーソナリティも多彩な顔ぶれが揃っています。特に、リスナーとのコミュニケーションを大切にしながら地域に密着した放送を心掛けています。番組制作に関わる人々は、局内外で多様な活動を展開しており、それぞれの魅力を発信しています。

エフエム山口は、地域との絆を深める存在として、今後ますますの発展が期待されます。

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