エリック・アンソニー

エリック・トッド・アンソニー（Eric Todd Anthony, 1967年11月8日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身の元プロ野球選手（外野手）です。

経歴

アンソニーは、1986年のMLBドラフトでヒューストン・アストロズから34巡目で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。1989年7月28日にはメジャーデビューを果たし、その後、シアトル・マリナーズ、シンシナティ・レッズ、コロラド・ロッキーズ、ロサンゼルス・ドジャースと、様々な球団を渡り歩きました。

1998年6月、アンソニーはドジャース傘下のAAA級アルバカーキを経て、日本プロ野球のヤクルトスワローズに入団しました。当時のヤクルトは、前年に本塁打王を獲得したドゥエイン・ホージーの不調や、ライル・ムートンの途中解雇など、外国人打者の補強が急務となっており、アンソニーにかかる期待は非常に大きなものでした。野村克也監督の下、アンソニーは44試合に出場し、12本塁打を記録しましたが、度重なる故障により、安定した出場機会を得ることができず、同年限りで自由契約となり、帰国しました。登録ポジションは外野手でしたが、日本での出場は主に一塁手としてであり、外野手としての出場はわずか1試合のみでした。

帰国後、アンソニーは1999年にAAA級アルバカーキ、2000年には独立リーグであるアトランティックリーグのサマセット・パトリオッツ、2001年にはメキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズでプレーし、2001年シーズンをもって現役を引退しました。

詳細情報

年度別打撃成績は省略

記録

NPBでの記録は以下の通りです。

初出場・初先発出場：1998年7月14日、対阪神タイガース13回戦（明治神宮野球場）、6番・一塁手として先発出場
初安打：1998年8月9日、対阪神タイガース17回戦（明治神宮野球場）、7回裏に葛西稔から中前安打
初本塁打・初打点：1998年8月12日、対広島東洋カープ21回戦（広島市民球場）、9回表に小林幹英から左越決勝ソロ

背番号

23 （1989年 - 1991年）
21 （1992年）
24 （1993年）
5 （1994年）
9 （1995年、1998年）
19 （1996年 - 同年途中）
29 （1996年途中 - 1997年）

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