エリック・アーント

エリック・アーント（エンツォ・アモーレ）

エリック・アーント（Eric Arndt、1986年12月8日 - ）は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ハッケンサック出身のプロレスラーであり、エンツォ・アモーレのリングネームで知られています。

来歴

アーントは学生時代にアメリカンフットボール選手として活躍し、サリスベリー大学ではラインバッカーを務めました。

WWE

NXT

2012年8月、アーントはWWEと育成契約を締結し入団。エンツォ・アモーレのリングネームでトレーニングを開始し、10月25日のハウスショーで6人タッグマッチデビューを果たしました。

2013年5月1日、NXTでメイソン・ライアンと対戦し、瞬殺されるという苦いデビューを飾ります。その後、ライアンに敗れたという共通の境遇を持つコリン・キャサディとタッグを結成し、ライアンとの抗争を開始。6月19日にはライアンとのハンディキャップマッチで勝利を収めますが、7月31日にトンズ・オブ・ファンクとの対戦でライアンの介入により敗北。8月からはタッグ戦線に乗り込み、ファイティング・リージョナーズと抗争を展開しました。9月25日にはNXTタッグ王座挑戦権争奪ガントレットマッチでCJパーカー & タイラー・ブリーズ、ファイティング・リージョナーズに勝利するも、ジ・アセンションに敗れ挑戦権を逃しました。11月には足の骨折により長期欠場を余儀なくされます。

2014年1月22日、NXTでアーントは車椅子に乗ってキャサディと共にエイデン・イングリッシュを言い負かしますが、29日のキャサディ対タイラー・ブリーズ戦中、バックステージでイングリッシュに襲撃されたかのような映像が流れます。気を取られたキャサディは敗戦。試合後、キャサディがバックステージへ駆け込むと、アーントは無事であり、キャサディは怒って退室。その後、NXTでの出番が減りますが、6月26日のNXTでキャサディがリージョナーズに襲撃されそうになったところを救出。8月からはNXTタッグ王座挑戦権獲得トーナメントに出場し、21日の準決勝でボードビラインズ（エイデン・イングリッシュ & サイモン・ゴッチ）に敗北。試合後にはリージョナーズに襲撃され、髭を剃られてしまいます。9月11日、Takeover Fatal 4 Wayでルフォーとの遺恨戦としてヘアー vs ヘアーマッチを行い勝利するも、ルフォーは逃走。代わりにルフォーの相棒であるマーカス・ルイスを捕え、脱毛剤を浴びせて髪を脱毛させました。10月15日、リージョナーズとの試合直後、新たなメンバーとしてディーヴァであるカーメラを紹介。カーメラ対ブルーパンツの試合でカーメラが勝利し、3人での活動を開始しました。

2015年2月、NXTタッグ王座を保持するダブステップ・カウボーイズ（ブレイク & マーフィー）と抗争を開始。ダブステップ・カウボーイズはキャサディとアーントを眼中になくカーメラに求愛し続けます。5月20日、Takeover Unstoppableでダブステップ・カウボーイズに挑戦。キャサディに交代させない一点集中攻撃でグロッキー状態に陥りながらも、トップロープへ上げられたところをスウィンギングDDTをマーフィーに決めてタッチに成功。キャサディが奮闘するも、アレクサ・ブリスがカーメラを襲撃してレフェリーを妨害した事により敗戦。12月16日、Takeover LondonでNXTタッグ王座を保持するメカニックス（ダッシュ・ワイルダー & スコット・ドーソン）に挑戦。序盤にキャサディがドーソンとワイルダーから集中攻撃を受け苦戦しますが、場外に追い出すとキャサディに投げられ状況を打破。しかし、長時間捕まり、キャサディも足を痛めた事により流れを逆転出来ず、最後にシャッター・マシーンを喰らい敗戦しました。

2016年3月12日、WWE・Roadblock 2016でNXTタッグ王座を保持するザ・リバイバル（ダッシュ・ワイルダー & スコット・ドーソン）に挑戦。序盤より捕まり苦戦を強いられますがキャサディへのタッチに成功すると流れを一転。スカイズ・ザ・リミットを狙うがコーナーポストに登ったところでドーソンの介入に遭い不発。キャサディが場外にてシャッターマシーンを喰らってしまい孤立したところ、最後にシャッターマシーンを決められ敗戦しました。

WWE

2016年4月4日、WWEに昇格。RAWにてウーソズ（ジミー・ウーソ & ジェイ・ウーソ） vs ダッドリー・ボーイズ（ババ・レイ・ダッドリー & ディーボン・ダッドリー）の試合後、勝利したダッドリー・ボーイズが場外で言い争っているところにキャサディと共にバックステージから登場。リングへ上がると恒例であるマイクアピールでダッドリー・ボーイズを挑発して対戦をアピール。最後に "SAWFT" で締めました。同月14日、SmackDownにてWWEタッグ王座挑戦権争奪トーナメントにエントリー。1回戦でジ・アセンション（コナー & ビクター）との対戦。序盤にアセンションの連携により自身が捕まってしまい主導権を握られるがキャサディとのタッチ後、ビクターにエンパイア・エルボーからビッグブーツで倒すと形勢を逆転。最後にキャサディがビクターにスピニングサイドスラムで倒し、スカイズ・ザ・リミットを決めてWWEデビュー戦を勝利で飾りました。同月18日、RAWにて準決勝でダッドリー・ボーイズと対戦。序盤より捕まり苦戦。ババ・レイのトップロープからのセントーンを避け、難を逃れてキャサディにタッチ成立後、ババ・レイのクローズラインをディーボンに誤爆するようキャサディが誘発。ビッグブートを決めて形勢を逆転するとスカイズ・ザ・リミットを決めて勝利。金星を手にしました。5月1日、Payback 2016にて決勝でボードビリアンズと対戦。WWEデビュー時とは違いキャサディの連携を上手く行い主導権を握っていたが、ゴッチよりロープに投げられたところ場外へ滑り込もうとした事に失敗して首がロープに当たるとリングに側頭部を打ちつけ失神。動けなくなりレフェリーの判断により無効試合となりました。容体が心配されたものの病院での検査終了後には元気な姿が確認されました。同月23日、RAWにてキャス vs ババ・レイ・ダッドリーとの試合でキャスのセコンドとして復帰。同月27日、WWE Liveにて試合に復帰してキャスと再びタッグとして活動。

2017年5月22日、RAWにてバックステージで何者かによって襲撃され昏倒。同月29日、再びバックステージにて再び何者かにより襲撃されてしまいます。6月5日、カール・アンダーソン & ルーク・ギャローズとの対戦前にバックステージでキャスが何者かに襲撃されてしまいます。この事態に自身はビッグ・ショーと組んで試合を行い勝利。同月12日、キャスと組んでカール・アンダーソン & ルーク・ギャローズと対戦するが最後に合体技であるマジック・キラーを決められ敗戦。試合後に襲撃されると救助に来たビッグ・ショーに助けられ抱擁を交わした。同月19日、遂に襲撃事件に決着をつけることになり、カート・アングル、キャス、そして容疑をかけられているザ・リバイバル（スコット・ドーソン & ダッシュ・ワイルダー）、ビッグ・ショーとリングに集まり、討論を交わすが実況席よりコリー・グレイブスが割り込むとキャスが犯人である証拠フィルムを流される。これに驚愕しているとキャスから不満が募っていた真相を語られると罵倒されビッグブートを決められた。事実上のタッグを解散する事になった。8月22日、205 LiveにてWWEクルーザー級王者であるネヴィル vs 戸澤陽の王座戦でネヴィルが勝利。試合後、ネヴィルのマイクアピールを遮り登場。対戦を要求した。9月24日、No Mercy 2017にてWWEクルーザー級王座を保持するネヴィルに挑戦。終盤に場外で攻撃を受けた際にベルトを取り挑発。リングに戻りレフェリーからベルトを取り上げられた隙を突いてネヴィルにローブローを仕掛けて丸め込み勝利。ベルトを奪取した。10月22日、TLC 2017にてWWEクルーザー級王座を保持するカリストに挑戦。終盤にカリストのサリーダ・デル・ソルを避け、足を掴まれるがエプロンサイドの幕を掴んで耐えてサミングを敢行。最後にジョードンゾーを決めて勝利。ベルトを奪取しました。

2018年1月、2017年10月に女性に対して性的暴行を犯していたという被害届が出され、本人は容疑を完全否定。捜査段階でありながら同月23日、WWEから解雇となりました。

2019年4月6日(日本時間4月7日)、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたIWGPタッグ王座・ROH世界タッグ王座の二冠決定戦にて試合後、キャスと共に突如乱入。ブリスコ・ブラザーズらを襲撃し会場を騒然とさせました。

得意技

ジョードンゾー
インヴァーテッド・フェイスバスター。足を相手の顔面に押し当て、腕を取って後ろへと倒れこんで蹴りを決める。
DDG
ダイビングDDT。
ドロップキック
ダイビング・クロスボディ
エア・エンツォ
ダイビングボディプレス。
スーサイド・ダイブ
ベースボールパンチ
バダ・ブン・シャカラカ
ビッグ・キャスとの合体技。真上まで持ち上げられて決めるロケット・ランチャー。

決め台詞

S-A-W-F-T. Saaaawwft!!!!!!
how you doin!

入場曲

Italian Lover
SAWFT is a Sin

獲得タイトル

WWE

* WWEクルーザー級王座 : 2回

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