エリック・ホズマー

エリック・ジョン・ホズマーのプロフィール

エリック・ジョン・ホズマー（Eric John Hosmer）は、1989年10月24日にフロリダ州ハイアリアで生まれた元プロ[[野球選手]]です。ポジションは一塁手で、左投左打のスタイルを持ち、愛称は「パポ」です。彼の代理人はスコット・ボラスであり、様々なチームで活躍した選手として知られています。

経歴

プロ入りとロイヤルズ時代

ホズマーは高校最後の年に打率.470、11本塁打、27打点を記録し、全米で注目を集めました。2008年のMLBドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズから1巡目、全体3位で指名されましたが、ボラスが700万ドルの契約金を要求し交渉は難航しました。しかし、交渉期限の直前にロイヤルズと600万ドルで合意し入団しました。

初年度の2008年はマイナーリーグで3試合の出場に留まりましたが、期待は高まり、翌2009年には有望株として高評価を得ました。2010年にはAA級で打率.338、20本塁打を記録し5位にランクイン。2011年にはAAA級で打率.439、OPS1.107を記録し、メジャーデビューを果たします。5月には初本塁打を放ち、ア・リーグの新人王投票で3位に入る成績を残しました。

2012年は成績が伸び悩みますが、2013年には打率.302、17本塁打を記録し、初のゴールドグラブ賞を受賞しました。2014年には契約更新を果たし、2015年には優秀な成績を残し、ゴールドグラブ賞をさらに獲得します。

パドレス時代

2018年、ホズマーはサンディエゴ・パドレスと8年の契約を結びますが、初年度は成績が振るわず打率.253に終わります。2019年も成績は改善しないものの、特に守備の面で苦労し、14失策を記録しました。

レッドソックス時代

2022年には大型トレードでボストン・レッドソックスに移籍しますが、その後DFAとなり自由契約となりました。

カブス時代

2023年1月にはシカゴ・カブスと契約を結び、シーズン中に出場するも最終的にはDFAになり、FAとなりました。2024年には現役引退を表明し、選手としてのキャリアを終えました。

特徴

ホズマーは広角に打ち分ける打撃や選球眼に長けた選手であり、メジャー昇格後は毎シーズン規定打席に達することが期待されていました。また一塁手としては珍しい強肩の持ち主で、投手としても実績がありました。特にゴロ系の打球が多く見られ、不安視される点もありましたが、彼の才能は多くの解説者に評価されていました。

表彰・記録

ホズマーはシルバースラッガー賞やゴールドグラブ賞を何度も受賞し、WBCでも最優秀一塁手に選ばれるなど、その実力を証明してきました。彼はメジャーリーグの中で強い印象を残した選手の一人であり、今後の野球界での彼の影響が期待されます。

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