エンガディン空港

エンガディン空港（Flughafen Engadin）、別名サメーダン空港は、スイス・グラウビュンデン州、エンガディン地方のサメーダンに位置し、サンモリッツからわずか5kmの距離にあります。IATAコードはSMV、ICAOコードはLSZSです。

概要

標高1,707mに位置するエンガディン空港は、ヨーロッパで最も標高の高い空港として知られています。空港には1,800m x 40mのアスファルト舗装された滑走路が1本あります。2010年以降、定期航空便の運航はありません。

過去の事故

2009年2月には、1週間の間に2件のビジネスジェット機による事故が発生しました。

2009年2月6日：ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港から到着したボンバルディア グローバル・エクスプレス機が、着陸時に滑走路をオーバーランし、雪の中に突っ込みました。機体は損傷しましたが、幸いにも負傷者は出ませんでした。
2009年2月12日：ウィーン国際空港から到着したダッソー ファルコン 10機が、着陸進入中に滑走路端の雪の壁に接触し、墜落しました。この事故で、機長と副操縦士が死亡し、乗客1名が重傷を負いました。

関連情報

スイス・エア＝レスキュー：1957年のサメーダン空港時代から基地（Rega 9）を構える航空救助隊です。

外部リンク

SMVの航空事故、事件履歴 - アビエーション・セーフティー・ネットワーク
* 公式サイト（ドイツ語）

エンガディン空港は、その特殊な立地条件から、航空機の運航には高度な技術と慎重さが求められる空港です。

もう一度検索