オレンジタウン駅

オレンジタウン駅について

オレンジタウン駅（オレンジタウンえき）は、香川県さぬき市志度に所在する四国旅客鉄道（JR四国）の高徳線に属する駅です。駅番号はT18に設定されています。1998年3月14日に開業し、以来地域の交通の要所として機能しています。

駅の歴史

この駅は、2003年には特急「うずしお」が上下それぞれ5本停車するようになり、地域の利用者にとって非常に便利な存在となりました。しかし、2015年には、徳島から高松へ向かう普通列車が駅発車後に脱線する事故が発生しました。この事故は、出発信号機の停止現示を見落とした乗務員によって引き起こされました。結果として、駅の安全管理や運行体制の見直しが必要とされる事態となったのです。

駅の構造と周辺環境

オレンジタウン駅は、島式ホームを1面2線持つ地上駅であり、1番のりばは無人駅となっています。この駅は住宅の開発と連動して建設されたもので、周囲には住宅団地「オレンジタウン」が広がっています。

2019年3月16日の時点で、特急「うずしお」は一日に徳島方面行きと高松方面行きそれぞれ5本が停車し、他にも数本の普通列車が高松方面に折り返す列車が運行されています。さらに、2010年のダイヤ改正によって、高松発の高徳線下り最終普通列車が従来の引田駅からオレンジタウン駅に変更されました。列車が到着後は、夜間の留置は行わず、高松運転所へと回送されます。

利用状況

オレンジタウン駅の利用状況については、1日あたりの乗車人員に関するデータが提供されていますが、具体的な数値は明記されていません。しかし、周辺の住宅地や交通インフラの整備から見ても、地域住民にとって重要な駅であることは間違いありません。

駅周辺の施設

東口

駅の東口は、住宅地に面しており、JR四国グループが中心となって開発している「オレンジタウン」住宅団地に隣接しています。電車を利用する住民にとって利便性が高い環境となっています。また、近隣には南志度ニュータウンもあります。

道路アクセス

高松自動車道の志度インターチェンジにも近く、香川県道141号石田東志度線がアクセス路として利用されています。これにより、車での交通利便性も高まっています。

西口

駅の西口には長行緑地公園があり、自然を楽しむことができます。ここでは、散策やリラックスした時間を過ごすことが可能です。さらに、香川県道3号志度山川線も近くにあり、自動車でのアクセスもスムーズです。

バス路線

当駅周辺には、さぬき市コミュニティバスが運行されており、「JRオレンジタウン駅東側」停留所が設けられています。このバスは志度・造田・多和線を運行しています。また、高速バスの場合は志度バスストップがあり、徒歩約20分の距離です。

隣接する駅

オレンジタウン駅の隣には、志度駅（T19）が位置しており、造田駅（T17）と合わせて、高徳線の主要駅として連携しています。

まとめ

オレンジタウン駅は、住環境と交通の要所が融合した地域に位置し、今後も地域社会の発展に寄与する存在であると言えます。

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