カルシ・ハナバード空軍基地

カルシ・ハナバード空軍基地

カルシ・ハナバード空軍基地は、ウズベキスタン共和国カシュカダリヤ州の州都カルシの郊外に位置する空軍基地（軍用[[飛行場]]）です。この基地は、ウズベキスタン空軍が運用しています。

歴史

この基地の歴史は、ソビエト連邦時代に遡ります。1954年から1981年まで、ソ連防空軍の第735戦闘航空機部隊が駐留していました。この部隊は、MiG-15（1950年7月 - 1955年）、MiG-17（1955年 - 1969年）、Su-9（1961年 - 1980年）といった戦闘機を運用していました。

1981年、第735戦闘航空機部隊は第735戦闘航空爆撃機部隊に改編され、さらに1984年には第735戦闘爆撃機部隊となりました。1980年から1984年にはMiG-23Mが、1984年から1992年にはSu-24が配備されました。基地は1980年4月から1988年5月までトルキスタン軍管区の指揮下にあり、その後、第49空軍、第73空軍へと指揮系統が移りました。

1992年にウズベキスタンが独立すると、基地はウズベキスタン軍の管轄下に移り、現在に至ります。

アメリカ軍による利用

2001年から2005年まで、アメリカ空軍はアフガニスタンでの作戦展開のためにこの基地を利用しました。この時期、基地は「K2」の略称で知られ、「ストロングホールド・フリーダム」作戦の一環として、アフガニスタンを拠点とするアルカーイダとの戦闘に使用されました。アメリカ軍は第416遠征航空団を駐留させましたが、2005年7月29日のアンディジャン事件を契機に緊張が高まり、アメリカ空軍は6ヶ月以内の基地撤退を発表、同年11月に撤退しました。

機能

この空港の海抜は416メートルです。滑走路は1本で、コンクリート舗装されており、全長2498メートル、幅40メートルです。

関連項目

マナス空軍基地 - キルギスの空軍基地
新グレート・ゲーム
* イスラム・カリモフ

脚注

アビエーション・セーフティー・ネットワークの事故・事件履歴

衛星写真（注釈付き）

注釈の説明

外部リンク

KSQの航空事故、事件履歴 - アビエーション・セーフティー・ネットワーク

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