カーク・カズンズ

カーク・ダニエル・カズンズ

カーク・ダニエル・カズンズは1988年8月19日、アメリカ・イリノイ州バリントンで誕生したプロアメリカンフットボール選手です。彼はNFLのアトランタ・ファルコンズでクォーターバックを務めており、そのキャリアは大学時代から始まりました。

経歴

プロ入り前

カズンズはミシガン州立大学に進学し、2007年のシーズンはレッドシャツとして過ごしました。2008年にはブライアン・ホイヤーの控えQBとして起用され、その後2009年に先発QBの座を勝ち取りました。この年、彼は12試合に出場し、19タッチダウン（TD）を記録しました。特に2011年には11勝3敗という成績を残し、チームをビッグ・テン・カンファレンス決勝に導く活躍を見せました。

ワシントン・レッドスキンズ

カズンズは2012年のNFLドラフトでワシントン・レッドスキンズに4巡指名され、入団しました。レッドスキンズは同じ年に1巡全体2位でロバート・グリフィン3世を指名したこともあり、カズンズの指名は注目を集めました。入団初年から活躍し、特にそのプレシーズンで3TDを投げるなど、存在感を示しました。シーズン中もグリフィンの負傷に伴って出場機会を得ることがあり、2012年末には3試合で466ヤード、4TDを記録しました。

2013年にはシーズンを通じて先発QBに昇格し、特にアトランタ・ファルコンズ戦で381ヤード獲得のゲームを披露しました。しかしチームは苦戦し、5試合の出場で854ヤード、4TD、7INTという成績に終わります。従ってカズンズは2014年にトレード志願を明かし、以降のシーズンにおいて様々な試合でQBとしてのスキルを磨いていきました。

ミネソタ・バイキングス

2018年、カズンズはミネソタ・バイキングスとの間で3年8400万ドルの契約を結びました。これにより彼はNFL史上最高額の全額保証契約を手にしました。バイキングスでの初年度は4,298ヤード、30TD、10INTを記録し、シーズンを通じてのパフォーマンスが評価されました。2022年にはチームをNFL史上最大の逆転劇に導くなど、再び注目を集めました。

私生活

カズンズの私生活は公私ともに充実しており、2014年にジュリー・ハンプトンと結婚し、2人の子どもを授かっています。また、彼は敬虔なクリスチャンであり、2020年には2年間で聖書を読み切ったことをTwitterで報告しました。

2023年以降

2023年のシーズンにはあきらかにされていない怪我に見舞われて欠場、しかしその後アトランタ・ファルコンズと契約し、復帰を期しています。カズンズはそのキャリアを通じて、攻撃的なプレースタイルと冷静な判断力でチームを引っ張り続けてきました。彼の今後の活躍にも期待が寄せられています。

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