キュー・ゲームス

株式会社キュー・ゲームス（Q-Games, Ltd.）は、日本を拠点とするコンピュータゲーム開発会社です。その歴史は、元アルゴノートゲームスに所属していたプログラマー、ディラン・カスバート氏によって始まりました。ディラン氏は、『スターフォックス』や『スターフォックス2』、『X』、そして『ピポサル2001』といった数々の名作ゲームの開発に携わった人物として知られています。

17歳という若さで任天堂と契約を結んだディラン氏は、アルゴノートと任天堂の提携関係を通じて任天堂で働くことになりました。この経緯が、キュー・ゲームスが任天堂およびソニー・インタラクティブエンタテインメントの両社と密接な関係を築く上で重要な役割を果たしました。同社は、両社のゲームやシステム開発に携わり、特にPlayStation 3の起動画面のグラフィック制作など、技術力の高さを示す仕事も行っています。

キュー・ゲームスの開発作品は多岐にわたり、任天堂のハードウェア向けには、ゲームボーイアドバンスの『bit Generations DIGIDRIVE』や、ニンテンドーDSiウェアの『Art Style DIGIDRIVE』、『リフレクトミサイル』、『スターシップディフェンダー』、『X-RETURNS』、ニンテンドーDSの『スターフォックス コマンド』、そしてニンテンドー3DSの『スターフォックス64 3D』などを手掛けています。

一方、ソニー・インタラクティブエンタテインメント向けには、PlayStation 3、PlayStation Portable、PlayStation 4|PlayStation_4、PlayStation Vita、そしてMicrosoft Windowsなど、幅広いプラットフォームで展開する『PixelJunk』シリーズや、PlayStation 4|PlayStation_4の『The Tomorrow Children』などを開発しました。

これらの作品群からもわかるように、キュー・ゲームスは、革新的なゲームデザインと高い技術力を兼ね備えた開発会社として、業界内で確固たる地位を築いています。同社のゲームは、独創的なアイデアと洗練されたゲームプレイによって、多くのゲームファンを魅了し続けています。

今後もキュー・ゲームスは、独自の視点と創造性を活かした新しいゲーム体験を提供し、ゲーム業界の発展に貢献していくことが期待されます。

主な開発作品

任天堂
bit Generations DIGIDRIVE（ゲームボーイアドバンス）
Art Style DIGIDRIVE（ニンテンドーDSiウェア）
スターフォックス コマンド（ニンテンドーDS）
リフレクトミサイル（ニンテンドーDSiウェア）
スターシップディフェンダー（ニンテンドーDSiウェア）
X-RETURNS（ニンテンドーDSiウェア）
スターフォックス64 3D（ニンテンドー3DS）

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
PixelJunkシリーズ（PlayStation 3・PlayStation Portable・PlayStation 4|PlayStation_4・PlayStation Vita・Microsoft Windows）
The Tomorrow Children（PlayStation 4|PlayStation_4）

外部リンク
Q-Games
* キュー・ゲームス - メディア芸術データベース

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