キース・ウォーカー

キース・ウォーカー：アメリカンプロレス界の重鎮

キース・ウォーカー（Keith Walker、1978年5月15日 - ）は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のプロレスラーであり、かつてはボディビルダーとしても活躍していました。

ボディビルからプロレスラーへ

大学時代にボディビルダーとして鍛え上げた強靭な肉体を武器に、2003年にプロレスラーとしてのキャリアをスタートさせました。デビュー後、すぐにハーリー・レイスが主宰するWLW（World League Wrestling）に参戦し、その才能を開花させていきます。

プロレスリング・ノアへの参戦

2006年4月には、日本のプロレス団体であるプロレスリング・ノアに初参戦を果たし、日本のプロレスファンにもその名を知られるようになりました。同年5月13日には、トレバー・ローデスを破り、WLWヘビー級王座を獲得しています。

WWEとの契約、そして解雇

その後、WWEとディベロップメント契約を結び入団。傘下団体であるDSW（Deep South Wrestling）にてトレーニングを開始しますが、2007年6月にDSWがWWEとの提携を解消。新たに旗揚げされたFCW（Florida Championship Wrestling）に移籍するも、WWE本戦への出場は叶わず、同年10月に解雇という結果に終わりました。

WLWヘビー級王座への返り咲き、NWA世界タッグ王座の長期保持

2007年10月27日、デレック・マックイーンを破り、再びWLWヘビー級王座を獲得。2008年7月にはノアに再来日し、以降は同団体の常連外国人選手として活躍しました。同年9月には、ミズーリ州エルドンで行われたWLW・ノア合同レスリングキャンプに参加。10月にはラッシュ・ブラウンとスカルクラッシャーズなるタッグチームを結成し、同月4日にテキサス州にてNWA世界タッグ王座を獲得。2010年11月20日にダークシティ・ファイトクラブに王座を奪取されるまで、777日間というNWA世界タッグ王座最長保持記録を打ち立てました。

GHCハードコア王座挑戦、そしてGHCタッグ王座戴冠

2009年10月28日には、小橋建太の保持していたGHCハードコア王座に挑戦するも、王座奪取には至りませんでした。しかし、2010年1月にはバイソン・スミスとタッグを組み、ノアのグローバル・タッグ・リーグ戦に出場。同年4月14日には、力皇猛 & モハメド・ヨネ組を破り、GHCタッグ王座を奪取しました。6月6日には、杉浦貴 & 谷口周平組を相手に初防衛に成功するも、次回の防衛戦直前に父親が他界したため来日を中止し、GHCタッグ王座を返上するという悲劇に見舞われました。

得意技

ウォーカー・ボム
ネック・ハンギング・ボム
ウォーカー・ドライバー：稲松三郎が使う桜吹雪と同型技。デスバレーボムの体勢で抱え上げ、ロックボトムのように叩きつける。
スウィンギング・サイドスラム

タイトル歴

NWA
NWA世界タッグ王座：1回（w / ラッシュ・ブラウン）
WLW
WLWヘビー級王座：2回
プロレスリング・ノア
GHCタッグ王座：1回（第20代）（w / バイソン・スミス）
BCW（Brew City Wrestling）
BCWヘビー級王座：1回
WSL（Wrestling Superstars Live）
WSL世界ヘビー級王座：1回
WSL世界ファイティング王座：1回

関連項目

ワールド・リーグ・レスリング
プロレスリング・ノア
バイソン・スミス

外部リンク

* Profile at Online World of Wrestling

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