ゲゲゲの鬼太郎 復活! 天魔大王

ゲゲゲの鬼太郎 復活! 天魔大王

『ゲゲゲの鬼太郎 復活! 天魔大王』は、1993年にバンダイから発売されたスーパーファミコン用のアクションゲームです。水木しげる先生の原作アニメ、特に第3期をベースにしたキャラクターゲームで、1996年にはアニメ第4期に合わせて復刻版も発売されました。横スクロールアクションで、鬼太郎を操作して様々なステージを攻略していきます。

ゲーム内容

基本システム

ライフ制で、敵の攻撃を受けたり、落下したりするとライフが減少し、ゼロになるとゲームオーバーになります。しかし、隠しコマンドでステージセレクトや2Pキャラの選択が可能です。2Pキャラクターは最初はシーサーのみですが、ステージクリアごとにねずみ男、子泣きじじい、猫娘などが使用可能になっていきます。キャラクターが増えていく形式は、ストーリーを進めるモチベーションにも繋がります。

鬼太郎のアクション

鬼太郎の基本武器は、弾数無制限の毛針です。ちゃんちゃんこは敵の攻撃を防ぐ盾として使えますが、防御中は攻撃できません。

宝珠システム

敵妖怪を倒すと宝珠を落とします。この宝珠を消費することで、鬼太郎は様々な特殊技や武器を使用できます。

• - 1個: ムチ
• - 2個: リモコン下駄
• - 5個: 体内電気

雑魚妖怪は銀色の宝珠を、ボス妖怪は金色の宝珠を落とします。銀色の宝珠はアイテムの使用回数を1増やし、金色の宝珠は5増やします。宝珠を効率よく集めて、鬼太郎を強化していくのが攻略の鍵です。

演出

エンディングの冒頭と末尾では、アニメ2作目のエンディングをリメイクした下駄が動くシーンがあり、BGMには同アニメのエンディングテーマ『カランコロンの歌』が使用されています。スタッフロール後には、鬼太郎ファミリー勢揃いのイラストが表示され、約1分20秒待つと隠しエンディングが見られます。

ストーリー

未来の天童ユメコから、1999年7月に鬼太郎が処刑されるという手紙が届きます。未来の自分を救うため、鬼太郎は時を越える石臼を使って1999年へとタイムスリップします。過去と未来を舞台に、鬼太郎は様々な妖怪や宇宙妖怪と戦い、事件の真相に迫ります。

登場キャラクター

プレイヤーキャラクター

鬼太郎：1Pの主人公。
シーサー：初期状態で使用可能な2Pキャラ。
ねずみ男：最初のステージクリアで使用可能になる。
子泣きじじい
砂かけばばあ
猫娘
地獄童子
一反もめん: 空中ステージで鬼太郎を乗せてくれる。

敵キャラクター

様々な妖怪が登場し、鬼太郎の行く手を阻みます。中には、フランケンシュタインやドラキュラといった西洋妖怪も登場します。

かまいたち
二口女
たんたん坊
ぬっぺらぼう
折り畳み入道
白山坊
のっぺらぼう
あまめはぎ
がしゃどくろ
ふくろさげ
あかなめ
山天狗
ふらり火&毛羽毛現
見上げ入道
泥田坊
チー
水虎
かまなり
姑獲鳥
かみなり
雪ん子
だるま
フランケンシュタイン
オオカミ男
ドラキュラ
魔女
バックベアード
たくろう火
やまたのおろち
のびあがり
天狐
餓鬼
ミミーン
ぬらりひょん
メメーン&クンクーン
天魔大王の卵
天魔大王

スタッフ

監督：林広幸

音楽：小松邦博、伊藤康広、浜田智之
原作、キャラ原案：水木しげる
* 制作協力：東映動画、INTERBEC

評価

ゲーム雑誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは、7・6・6・7の合計26点（満40点）を獲得。

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