コムアイ

コムアイについて

コムアイは、1992年7月22日生まれの日本のアーティストで、女優、ファッションモデル、歌手としても知られています。2012年から2021年まで、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカルを務め、そのユニークなスタイルで多くのファンを魅了しました。彼女のアーティスト名は、Twitterのアカウント名から派生したもので、本名の名字と名前の頭文字「コ」と「ミ」を使用したものです。その際、既に同じ表記が使われていたため、アンダーバーを加えて「KOM_I（コムアイ）」と名付けられました。

コムアイは、家庭環境も独特です。父はアメリカンフットボールの解説者で、富士通フロンティアーズのアドバイザーを務めている輿亮です。さらに、彼女には音楽ユニット「cadode」のボーカルとして活動する弟がいます。また、母型の祖父は広島で被爆しているため、コムアイは被爆3世に当たります。彼女の母は、大学時代に癌で亡くなっています。

コムアイは水曜日のカンパネラに参加する前は全く音楽活動を行っておらず、自身は「普通の社会人になる」と考えていたと話しています。2021年9月6日には、ユニットを脱退し新たな道を歩み始めました。

私生活でも彼女は注目されています。2023年3月10日には第1子を妊娠していることを報告し、その父が映画監督で文化人類学者の太田光海であることを明かしました。ただし、結婚についてはしないつもりであると語っています。また、彼女は自身の31歳の誕生日である7月22日に、アマゾン先住民ワンピス族の村で第一子の男児を出産したことが報告されています。

趣味と特技

コムアイの趣味は映画鑑賞、落語、プロレス観戦と多岐にわたります。また、特技として彼女は鹿の解体を挙げており、ライブパフォーマンスの際には解体ショーを行なっていたことでも知られています。音楽の面では、好きなアーティストに大貫妙子、ちあきなおみ、椎名林檎、岡村靖幸、レキシ、レイ・ハラカミ、Corneliusなどを挙げています。彼女がCHVRCHESとのコラボで披露したリップシンクも高く評価されました。

芸人のマキタスポーツは、コムアイのスタイルを「エロくない壇蜜」と評しています。

メディア出演

コムアイはバラエティや音楽番組にも多数出演しています。2019年から放送されたNHK総合の「サンドのお風呂いただきます」では語りを担当し、2020年からは「MUSIC JUNCTION」のMCを務めました。映画にも出演し、2018年の「猫は抱くもの」や「縄文にハマる人々」に出演しています。2024年公開予定の作品にも続々と登場予定です。

テレビドラマにも多数出演しており、主演作も多く存在します。代表作には、「雨の日」などがあります。ドキュメンタリー番組のナレーターとしても活躍し、特に「東京でビッグになりたい」では自身の経験を語っています。

さらに、コムアイは声優やCM、広告など、多方面で多才な才能を発揮しています。これからの活躍に目が離せません。

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