サムシング・ジャスト・ライク・ディス

サムシング・ジャスト・ライク・ディス (Something Just Like This)

「サムシング・ジャスト・ライク・ディス」は、アメリカのエレクトロニックデュオ、ザ・チェインスモーカーズとイギリスのロックバンド、コールドプレイがコラボレーションした楽曲です。2017年2月22日に、ザ・チェインスモーカーズのデビュー・アルバム『メモリーズ...ドゥー・ノット・オープン』からのセカンド・シングルとして、そしてコールドプレイの10作目のEP『カレイドスコープ EP』からの先行シングルとしてリリースされました。

この楽曲は、リリースされるやいなや世界中で大ヒットを記録し、全英シングルチャートとARIAチャートで2位、Billboard Hot 100で3位を獲得しました。その人気は音楽業界にも認められ、第60回グラミー賞の最優秀ポップ・デュオ／グループ・パフォーマンスにノミネートされています。

制作の背景

ザ・チェインスモーカーズは、2016年9月にクリス・マーティンをボーカルに迎えた新曲として、本作の短いクリップを3本公開し、ファンの期待を高めました。そして、2017年2月22日にSpotifyやApple Musicにて配信が開始され、その全貌が明らかになりました。

また、本作はミスUSA2017の水着コンペティションで使用されたことも話題となりました。

発売と同日にロンドンのO2アリーナで開催された「ブリット・アワード2017」でライブ披露され、そのパフォーマンスは多くの視聴者を魅了しました。その後も、同年3月5日にカリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催された「2017 iHeartRadio Music Awards」、3月31日にシンガポールより開始された「A Head Full of Dreams Tour」、6月4日にマンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件を受けて行なわれた慈善コンサート「One Love Manchester」など、数々のイベントで演奏され、その人気を不動のものとしました。

ミュージック・ビデオ

本作のミュージック・ビデオは、複数のバージョンが存在します。

発売日と同日にザ・チェインスモーカーズのVEVOチャンネルで、ジェイムス・ズワドロが監督を務めたリリック・ビデオが公開され、1.7億回を超える再生回数を記録しました。
5月25日には、川村元気が脚本・監督・プロデュース、ケント・モリが振り付けとダンス指導、小山宙哉がキャラクターデザインを務めた日本版ミュージック・ビデオが公開されました。このミュージック・ビデオには、小松菜奈と桐本幸輝が出演しています。
6月22日には、東京ドームでのライブ音源と映像を主体とした「サムシング・ジャスト・ライク・ディス (トーキョー・リミックス)（Something Just Like This (Tokyo Remix)）」のミュージック・ビデオが公開されました。このミュージック・ビデオでは、本作のビジュアルに登場しているスーパーヒーローに扮した少年が、実写で登場しています。

収録曲

(詳細な収録曲リストは省略)

パーソネル

ザ・チェインスモーカーズ

アンドリュー・タガード - キーボード
アレックス・ポール - キーボード

コールドプレイ

ガイ・ベリーマン - ベース
ジョニー・バックランド - リードギター
ウィル・チャンピオン - ドラムス、バッキング・ボーカル、プログラミング
クリス・マーティン - リード・ボーカル

スタッフ

ザ・チェインスモーカーズ - 音楽プロデューサー
* ジ・スウィベル - 音楽プロデューサー

チャート

(チャートの詳細は省略)

認定

(認定の詳細は省略)

各国での販売形態

(販売形態の詳細は省略)

カバー

2018年には、ピアノ・ガイズが本作とフランツ・リスト作曲の「ハンガリー狂詩曲第2番」をマッシュアップした音源を「Something Just Like Liszt」というタイトルで発表し、話題となりました。

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