ザビエル公園 (鹿児島市)

ザビエル公園

ザビエル公園は、鹿児島県鹿児島市東千石町に位置する都市公園です。この公園は、キリスト教の布教のために日本を訪れ、最初に鹿児島に上陸したフランシスコ・ザビエルの来航400年を記念して造られました。

歴史

かつてこの場所には、明治時代に日本初の仏和辞典を編纂したエミール・ラゲ神父が建てた記念教会がありました。しかし、その教会は太平洋戦争中の空襲によって焼失してしまいました。1949年、ザビエル来航400年を記念し、この地に公園が造営されました。そして1961年には、焼失した教会の廃材を利用して、ザビエル来鹿記念碑が設置されました。この記念碑は、ザビエルの鹿児島への上陸を今に伝えるシンボルとなっています。

公園内の見どころ

公園内には、ザビエルの等身大像や、彼が日本での布教活動を共にしたヤジロウ、鹿児島のベルナルドと共に布教を行う姿を描いた銅像が設置されています。これらの像は、ザビエルの功績を称え、当時の様子を伝えています。

また、公園の向かいには、ザビエルを記念して建てられたカトリック鹿児島カテドラル・ザビエル教会があります。この教会は、ザビエル公園を訪れる人々にとって、重要な巡礼地となっています。

アクセス

ザビエル公園へのアクセスは以下の通りです。

JR鹿児島中央駅から市営バス「カゴシマシティビュー」で約8分、「ザビエル公園前」下車すぐ。
鹿児島中央駅前電停から鹿児島市電に乗り、「高見馬場停留場」で下車後、徒歩約5分。

ギャラリー

(画像は省略)

関連情報

フランシスコ・ザビエル: キリスト教の宣教師として日本に初めてキリスト教を伝えた人物。
聖サビエル記念公園: 山口県山口市にある、ザビエルゆかりの地。
ザビエル公園: 大阪府堺市にも同名の公園があります。

外部リンク

ザビエル滞鹿記念碑（ザビエルタイカキネンヒ） - 鹿児島市観光サイト

ザビエル公園は、歴史的な背景を持つ静かで美しい公園です。鹿児島を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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