シュリー・シヴ・チャトラパティ・スポーツコンプレックス

シュリー・シヴ・チャトラパティ・スポーツコンプレックス

シュリー・シヴ・チャトラパティ・スポーツコンプレックスは、インドのマハーラーシュトラ州プネーのバーレーワーディーに位置する大規模な多目的スポーツ施設です。プネーの中心部から約14～15km、ヒンジャワディからは約4～5kmの場所にあります。この施設は、1994年にプネーで開催されたインド国民体育大会のために建設され、その後も様々な国際的なスポーツイベントの会場として利用されてきました。施設名は、インドの英雄であるチャトラパティ・シヴァージーに由来します。

歴史

1994年のインド国民体育大会を機に設立されたこの複合施設は、2008年のコモンウェルスユースゲームズの主要会場となりました。また、2008年には世界ジュニア卓球選手権大会、2009年にはバレーボール男子ジュニア世界選手権、バスケットボールアジアU-16女子選手権など、数多くの国際大会が開催されています。

サッカー

このスタジアムは、Iリーグに所属するプネーFCのホームスタジアムとして使用されています。また、サッカーインド代表の試合会場としても利用され、ベトナム代表との親善試合や、ロンドンオリンピック・アジア1次予選の対ミャンマー代表戦（2-1でインド勝利）などが開催されました。2次予選の対カタール代表戦は1-1の引き分けに終わっています。2011年には、フェデレーションカップのグループリーグ会場の一つにもなりました。

その他の球技

アメリカンフットボール

2012年秋からは、インド・エリートフットボールリーグに所属するプネー・マラーターズのホームスタジアムとして利用されています。

ロールボール

2011年には、ロールボール初のワールドカップが開催され、デンマークが優勝しました。

バレーボール

2009年にはバレーボール男子ジュニア世界選手権が開催され、開催国インドは4位に入賞しました。ブラジルが優勝しています。

バドミントン

バドミントンホールには、競技用コート6面と練習用コート4面があり、3800人を収容できます。空調完備、木製の床、ロッカールーム、VIP席、ラウンジなどが備えられています。

バスケットボール

2009年には、バスケットボールアジアU-16女子選手権が開催され、インドは5位でした。

卓球

卓球場は1500人収容で、競技用・練習用テーブルが各4台あります。空調、ロッカールーム、VIP席、ラウンジも完備しています。

テニス

テニスコートは、センターコート（4200人収容）、競技用コート4面、ウォームアップコート6面で構成されています。

その他の施設

陸上競技場

夜間照明と国際規格の8レーンを備えています。

プール

50mプールが2つあり、3500人を収容できます。

ボクシングアリーナ

3つのリングと5つの練習用リングがあり、3500人を収容可能です。空調とロッカールームを完備しています。

射撃場

ISSF規格に準拠した射撃場が15あり、1500人を収容できます。

重量挙げ施設

3000人収容で、競技用会場と10の練習用施設、VIP席、ラウンジなどを備えています。

レスリングホール

4つの競技用リングと6つの練習用リングがあり、4400人を収容できます。

自転車競技場

1周333mのバンクを持つ自転車競技場があります。

その他

文化センター、フィットネスセンター、ヨガ・瞑想施設、サウナ、冷水浴場などがあります。

大会

コモンウェルスユースゲームズ
世界ジュニア卓球選手権大会
バレーボール男子ジュニア世界選手権
バスケットボールアジアU-16女子選手権
フェデレーションカップ(サッカー)
ロールボールワールドカップ
* コモンウェルス重量挙げ選手権

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