ジェイミー・コリンズ (アメリカンフットボール)

ジェイミー・リー・コリンズ・シニア：多才なラインバッカーの軌跡

ジェイミー・リー・コリンズ・シニア（Jamie Lee Collins, Sr.、[1989年]]10月20日 - ）は、アメリカ合衆国ミシシッピ州出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションは[[ラインバッカー]を務めていました。

プロ入り前

ミシシッピ州フランクリン郡で生まれ育ち、フランクリン郡ハイスクールではアメリカンフットボールだけでなく、陸上競技にも才能を発揮していました。

大学時代

南ミシシッピ大学に進学後、2009年から2012年まで南ミシシッピ大学イーグルスでプレーしました。大学時代には、DB、DE、LBと様々なポジションを経験し、通算で314タックル、21サック、3インターセプト、3タッチダウンという素晴らしい成績を残しました。その多才ぶりは、早くからプロのスカウトの注目を集めました。

プロ時代

2013年、NFLドラフト2巡目(全体52番目)でニューイングランド・ペイトリオッツに指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

ニューイングランド・ペイトリオッツ (第1次)

2013シーズン

プロ1年目のシーズンは、主にスペシャルチームでの出場が中心でした。しかし、2014年1月11日のNFLプレイオフ、インディアナポリス・コルツ戦で6タックル、1サック、1インターセプトを記録し、その才能の片鱗を見せつけました。

2014シーズン

2年目のシーズンは、コリンズにとって飛躍の年となりました。レギュラーシーズン15試合に先発出場し、116タックル、4.0サック、2インターセプト、4ファンブルフォースを記録。チームの守備に大きく貢献し、ペイトリオッツの一員として第49回スーパーボウルで優勝を経験しました。

2015シーズン

第2週のバッファロー・ビルズ戦でキャリアハイとなる2.5サックを記録。10月18日のインディアナポリス・コルツ戦では、アダム・ビナティエリのエクストラポイントをブロックするなど、スペシャルチームでも活躍しました。翌週のニューヨーク・ジェッツ戦では12タックル、1サックを記録。この活躍が評価され、自身初となるプロボウルに選出されました。

2016シーズン

マット・パトリシア守備コーディネーターから、ジョナサン・フリーニーと共に先発アウトサイドラインバッカーに指名されました。第3週のヒューストン・テキサンズ戦では14タックル、1パスディフレクション、1インターセプトを記録する活躍を見せましたが、臀部の負傷により、第6週のシンシナティ・ベンガルズ戦は欠場しました。

クリーブランド・ブラウンズ

2016年10月31日、トレードでクリーブランド・ブラウンズに移籍。ブラウンズでは4年契約を結びました。2017年シーズンは怪我の影響で6試合の出場にとどまりましたが、2018年シーズンは全16試合に出場し、104タックル、4サックを記録しました。しかし、2019年3月6日にブラウンズからリリースされました。

ニューイングランド・ペイトリオッツ (第2次)

2019年5月15日、ペイトリオッツと契約し、古巣に復帰。第2週のマイアミ・ドルフィンズ戦ではキャリア初のタッチダウンを記録しました。このシーズンは16試合に出場し、キャリアハイとなる3インターセプト、7サックを記録するなど、再び存在感を示しました。

デトロイト・ライオンズ

2020年3月16日、デトロイト・ライオンズと3年3000万ドルの契約を結びました。しかし、9月13日のシカゴ・ベアーズ戦でレフェリーへの接触により退場処分を受けるなど、不本意なシーズンとなりました。2021年にはチームの若手起用方針から放出が検討され、9月28日にリリースされました。

ニューイングランド・ペイトリオッツ (第3次)

2021年10月6日、再び古巣ペイトリオッツと契約。第5週のヒューストン・テキサンズ戦で移籍後初出場を果たすと、この試合でサックを記録しました。その後、故障者リスト入りしましたが、アクティブロースターに復帰。2022年10月3日にはペイトリオッツと再契約を結び、プラクティススクワッド入りしました。

2023年10月6日、ジェイミー・リー・コリンズ・シニアは現役引退を発表。数々のチームを渡り歩き、様々な経験を積んだ彼のキャリアは、多くのファンに記憶されることでしょう。

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