ジェフ・ティーグ

ジェフ・デマルコ・ティーグ（Jeffrey Demarco Teague、1988年6月10日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス出身の元プロバスケットボール選手。現在はNBAのアトランタ・ホークスでスカウトを務めています。ポジションはポイントガードでした。

来歴

高校時代からインディアナ州で有名な選手として知られていました。ウェイクフォレスト大学に進学後、2009年のNBAドラフトにエントリーし、1巡目19位でアトランタ・ホークスから指名を受け、NBAプレーヤーとしてのキャリアをスタートさせました。

アトランタ・ホークス

当初はマイク・ビビー、カーク・ハインリックの控えでしたが、3年目の2011-12シーズンから先発に定着。以降、ホークスの中心選手として活躍しました。2013年夏には制限付きFAとなり、ミルウォーキー・バックスから4年3200万ドルのオファーを受けましたが、ホークスが同額の契約を提示し、再契約に至りました。2015年にはNBAオールスターゲームに控え選手として選出され、このシーズンにはチーム史上最高の60勝を達成に大きく貢献しました。

インディアナ・ペイサーズ

2016年6月22日、三角トレードでインディアナ・ペイサーズに移籍。7シーズンを過ごしたホークスを離れ、念願だった故郷インディアナポリスでのプレーが実現しました。チームはプレーオフに進出しましたが、クリーブランド・キャバリアーズに4戦全敗を喫しました。

ミネソタ・ティンバーウルブズ

2017年7月1日、ミネソタ・ティンバーウルブズと3年5700万ドルで契約しました。

ホークス復帰

2020年1月16日、トレードで古巣のアトランタ・ホークスに復帰。しかし、オフにFAとなりました。

ボストン・セルティックス

2020年11月21日、ボストン・セルティックスと1年契約を結びました。

ミルウォーキー・バックス

2021年3月25日にトレードでオーランド・マジックへ放出後、解雇。その後、4月1日にホークス時代の恩師であるマイク・ビューデンホルツァーが率いるミルウォーキー・バックスと契約しました。バックスではプレーオフを勝ち進み、自身初となるNBAチャンピオンに輝きました。

プレースタイル

ピック＆ロールを得意とするスラッシャー型の選手で、インサイドプレーヤーとの連携を重視したツーメンゲームを好みます。

その他

弟のマーキス・ティーグもバスケットボール選手で、ケンタッキー大学から2012年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズから指名を受けましたが、NBAには定着できず、現在はNBADLや海外でプレーしています。

受賞歴

* NBAオールスターゲーム出場：2015年

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