ジュニア・スパイビー

ジュニア・スパイビー（Ernest Lee Spivey, Jr. , 1975年1月28日 - ）は、アメリカ合衆国オクラホマ州オクラホマシティ出身の元プロ野球選手。主に二塁手として活躍し、右投右打であった。

経歴

スパイビーは1996年のMLBドラフトで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから36巡目で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせた。ダイヤモンドバックスでは、将来を嘱望される若手選手として育成された。

2003年オフには、大型トレードの一員としてミルウォーキー・ブルワーズへ移籍。このトレードは、リッチー・セクソンを放出し、スパイビーの他にクレイグ・カウンセルやライル・オーバーベイといった選手を獲得するというものだった。ブルワーズでは、二塁手としてレギュラーの座を掴み、持ち前の打撃力を発揮した。

2005年シーズン途中には、大家友和とのトレードでワシントン・ナショナルズへ移籍。ナショナルズでは、ベテラン選手としてチームを支え、若手選手の指導にもあたった。

2007年には、シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、メジャーリーグへの復帰を目指した。その後、2008年にはボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格は果たせなかった。

2010年に現役引退を表明。長年のプロ生活に終止符を打った。

プレースタイル

スパイビーの最大の特徴は、その独特なバッティングフォームにあった。ホームプレートに大きく被さるようなフォームから、力強い打球を放った。二塁手としてはパワーがある一方、三振が多いという課題も抱えていた。また、プロキャリアの晩年は、毎年のように怪我に悩まされ、出場機会が限られることもあった。

守備においては、主に二塁手を務めたが、遊撃手や中堅手としてのプレー経験もある。マイナーリーグ時代には、三塁手としてプレーしたこともあった。ユーティリティ性も持ち合わせていた。

年度別打撃成績

（成績は省略）

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB
ESPN
Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
Baseball-Reference (Register)

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