ジョシュ・グリーン (バスケットボール)

ジョシュア・グリーン：新世代のバスケットボール選手

ジョシュア・ベンジャミン・グリーン（Joshua Benjamin Green）は、2000年11月16日生まれのオーストラリア出身のプロバスケットボール選手です。現在はNBAのシャーロット・ホーネッツに所属し、シューティングガード（SG）またはスモールフォワード（SF）としてコートを駆け巡っています。

生い立ちとキャリアの始まり

シドニーで生まれたグリーンは、アメリカ人の父親とオーストラリア人の母親を持ち、両親ともにセミプロのバスケットボール選手でした。5歳から母親の指導でバスケットボールを始め、その才能を開花させていきました。高校時代にはアメリカへ移住し、更なる成長を遂げます。

大学での活躍

グリーンは、ビラノバ大学やノースカロライナ大学といった名門大学からの誘いを受けましたが、最終的にアリゾナ大学へ進学しました。アリゾナ大学では1年間プレーし、マクドナルド・オール・アメリカンやナイキ・フープサミットに選出されるなど、目覚ましい活躍を見せました。そして、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーを決意します。

NBAでの挑戦：ダラス・マーベリックス時代

2020年のNBAドラフトで、グリーンは全体18位という高い評価でダラス・マーベリックスから指名を受けました。同年11月30日にはマーベリックスとのルーキー契約に合意し、NBA選手としてのキャリアをスタートさせます。

NBAデビューは12月23日のフェニックス・サンズ戦。2得点を記録するも、チームは惜しくも敗れました。2021-22シーズンには、2022-23シーズンまでのプレイヤーオプションが行使され、チームからの期待の高さが伺えます。12月27日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では、キャリアハイとなる10アシストを記録し、チームを勝利に導きました。さらに、2022年1月9日のシカゴ・ブルズ戦ではシーズンハイの18得点をマークし、チームの勝利に大きく貢献しました。

プレーオフでもその存在感を発揮し、ユタ・ジャズとの第1回戦第3戦では12得点、3リバウンド、6アシスト、2スティールを記録。チームは2011年以来となるカンファレンス決勝に進出するも、この年のNBAチャンピオンであるゴールデンステート・ウォリアーズに敗れました。

2022-23シーズンには、11月20日のデンバー・ナゲッツ戦で23得点を記録。12月には肘の負傷で20試合を欠場しましたが、復帰後も2月6日のユタ・ジャズ戦でキャリアハイとなる29得点を挙げるなど、着実に成長を遂げました。

2023-24シーズンには、マーベリックスと3年総額4,100万ドルの延長契約に合意。チームのNBAファイナル進出に貢献しましたが、ボストン・セルティックスに敗れ、惜しくも優勝は逃しました。

新たな挑戦：シャーロット・ホーネッツへ

2024年7月6日、NBA史上最大規模となる6チームが絡む大型トレードで、ジョシュア・グリーンはシャーロット・ホーネッツへ移籍しました。新たなチームで、グリーンがどのような活躍を見せるのか、今後の展開から目が離せません。

ジョシュア・グリーンは、その才能と努力でNBAという舞台で着実にステップアップを遂げてきました。シャーロット・ホーネッツでの新たな挑戦が、彼のキャリアをさらに飛躍させることを期待しましょう。

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