ジョシュ・コルメンター

ジョシュア・マイケル・コルメンター（Joshua Michael Collmenter, 1986年2月7日 - ）は、アメリカ合衆国ミシガン州出身の元プロ野球選手。右投右打の投手として活躍しました。

独特の投球フォームは、真上から投げ下ろす様が「Tomahawk（トマホーク）」のニックネームの由来となりました。

プロ入りとダイヤモンドバックス時代

2007年のMLBドラフト15巡目（全体463位）でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受け、プロの道へ進みました。

2011年4月17日のジャイアンツ戦でメジャーデビューを飾ると、その年から先発ローテーションに定着。規定投球回には届かなかったものの、10勝10敗、防御率3.38という好成績を残し、チームの地区優勝に大きく貢献しました。2012年以降は、先発ローテーションを外れ、スウィングマンとしての起用が中心となりました。

2013年には、延長戦限定ながら29イニングを投球。これは、1972年にタグ・マグロウが記録したメジャー記録に並ぶものでした。

2014年5月29日のレッズ戦では、被安打3本、打者27人でメジャー初完封を達成しました。翌2015年には、開幕投手を務めるなど、チームからの信頼も厚い投手でした。

2016年7月30日にDFAとなると、8月7日に自由契約となりました。この年は、リリーフとして15試合に登板し、防御率4.84、1勝、WHIP1.43という成績でした。

カブス傘下時代

2016年8月10日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級アイオワ・カブスへ配属されました。カブス傘下ではメジャーでの登板機会はなく、アイオワで4試合に先発登板し、防御率2.25、1勝を記録しました。

ブレーブス時代

2016年9月14日に金銭トレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。ブレーブスでは3試合に先発し、防御率2.37、2勝、WHIP1.05と好投しました。この年は、通算で8試合に登板（3試合が先発）し、防御率3.70、3勝、WHIP1.26という成績を残しました。

2017年は、11試合に登板して0勝2敗、防御率9.00と結果を残せず、5月25日にDFAとなり、29日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスへ配属。オフにFAとなりました。

ブレーブス退団後

2018年8月28日にオーストラリアン・ベースボールリーグ（ABL）のオークランド・トゥアタラに入団し、2019/2020シーズンまで2シーズン在籍しました。

現役引退後

2020年2月には、翌3月から開催される予定だった第5回WBC予選のニュージーランド代表投手コーチに選出されましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大会は延期となりました。

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