ジョー・エリオット

ジョー・エリオット（本名:ジョセフ・トーマス・エリオット、1959年8月1日 - ）は、イギリスのロックバンド、デフ・レパードのヴォーカリストとして世界的に知られています。身長187cm。

デフ・レパードでの軌跡

1977年11月、ジョー・エリオットは、偶然にもアトミック・マスのメンバーであったピート・ウィリスと出会いました。バスに乗り遅れたことがきっかけとなり、二人はミュージシャン同士であることが判明。その後、エリオットはアトミック・マスのオーディションに参加しますが、最初はギタリストとしてでした。しかし、彼の歌声はバンドメンバーを魅了し、ヴォーカリストとして迎えられることになります。

バンド名は、エリオットが提案した"Deaf Leopard"（聾の豹）が採用されました。しかし、彼は当時のパンクバンド名に動物の名前を含める流行を嫌い、現在の綴りである"Def Leppard"へと変更。これは、レッド・ツェッペリンへの敬意を表す意味も込められていたようです。エリオットはすぐにバンドに不可欠な存在となり、作詞家としてもその才能を発揮。彼の作詞は、バンドの楽曲に深みと普遍性をもたらしました。彼は自身の幅広い音楽的趣味からインスピレーションを得て、聴き手が感情移入しやすい歌詞を生み出しました。また、彼はギター、ドラム、ピアノ、キーボードも演奏することができます。

トリビア

デフ・レパードのオーディションでは、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」を歌いましたが、オクターブの変更に失敗。それでも、彼のルックスと熱意がバンドメンバーに好印象を与え、加入に至りました。

デフ・レパードの楽曲「ロケット」のミュージックビデオ(1'48"頃)では、KISSスタイルのメイクを施したエリオットを見ることができます。彼はT・レックスからも影響を受けています。

熱狂的なサッカーファンとしても知られ、シェフィールド・ウェンズデイを応援するリック・サヴェージとは対照的に、シェフィールド・ユナイテッドのサポーターです。

また、彼は菜食主義者でもあります。

ロン・ウッドのソロ・アルバム「Slide On This」にはゲストとして参加。ロンは当時を振り返り、「『憧れのストーンズのメンバーに呼ばれるなんて夢みたいだ』って、ガキみたいに大はしゃぎしてたよ(笑)」と語っています。

ディスコグラフィー

参加作品

* ディープ・パープル マシン・ヘッド・トリビュート:リ・マシンド（2012年）

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