スティーブ・イェーガー

スティーブン・ウェイン・イェーガー

スティーブン・ウェイン・イェーガー（1948年11月24日生まれ）は、ウェストバージニア州ハンティントン出身の元プロ野球選手で、主に捕手として活躍しました。彼のプレースタイルは敏捷なフィールディングと強力な肩が特徴で、投手のリード能力においても高く評価されていました。彼の叔父には、音速飛行を成し遂げた伝説的パイロットのチャック・イェーガーがいます。

経歴

現役時代

イェーガーは1967年のMLBドラフトでロサンゼルス・ドジャースから4巡目（全体80位）で指名を受けてプロ入りしました。1972年にはメジャーデビューを果たし、1975年から正捕手としての地位を確立しました。特に1977年のシーズンは彼にとってのピークで、自己最多の16本塁打と55打点を記録。また、ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズでも輝かしい活躍を見せ、2本のホームランを打ちました。

さらに、1981年のワールドシリーズでもヤンキースと再戦し、重要な第5戦での決勝ホームランを含む2本塁打を記録。これによりシリーズMVPの一人に選ばれ、その腕前を知らしめました。イェーガーは1986年にシアトル・マリナーズでのプレーを最後に現役を引退しました。

引退後

引退後はドジャース傘下でコーチや独立リーグで監督としてのキャリアを積んだ後、2013年からはドジャースの捕手コーチを務めています。また、彼は映画『メジャーリーグ』シリーズにも3作すべてに出演しており、その存在感を発揮しています。

プレースタイル

イェーガーの捕手としての技術は高く評価され、多くの選手からの称賛を受けました。例えば、相手チームの名捕手であるルー・ブロック（セントルイス・カージナルスなど）からは「ジョニー・ベンチ（シンシナティ・レッズ）以上」とまで言われるほどでした。彼の敏捷性と判断力に加え、強肩による盗塁阻止率も高く、守備の要としてチームに大きく貢献しました。

詳細情報

年度別打撃成績

イェーガーの打撃成績はシーズンごとに変動しましたが、特に1977年は自己最高の成績を残しました。具体的な成績は公式な統計データで確認できます。

年度別守備成績

守備においても彼は毎年安定したパフォーマンスを維持し、リーグ内でトップクラスの捕手として名を馳せました。

獲得タイトル・表彰・記録

• - ワールドシリーズ最優秀選手：1回（1981年）

背番号

• - 41（1972年）
• - 7（1973年 - 1986年）

スティーブン・イェーガーはメジャーリーグの舞台で多くの記録と栄光を残し、特にワールドシリーズでの活躍が彼の名声を高めました。彼のプレーは今も多くのファンに愛され続けています。

もう一度検索