ゼイビア・ネイディ

ゼイビア・クリフォード・ネイディ6世の経歴

ゼイビア・クリフォード・ネイディ6世は1978年11月14日にアメリカのカリフォルニア州サリナスで生まれた元プロ野球選手です。右投右打の選手として知られ、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のサンディエゴ・パドレス傘下のA+レイクエルシノア・ストームで打撃コーチを務めています。彼の家族には、ボクシングのレフェリーとして活躍する叔父のジェイ・ネイディがいます。

プロ入り前

ネイディは1997年のドラフトでセントルイス・カージナルスから4巡目で指名を受けましたが、その後大学に進学することを選び、カリフォルニア大学バークレー校での学びを選びました。

パドレス傘下時代

2000年にサンディエゴ・パドレスからドラフト2巡目で指名され、彼はこのチャンスを受け入れて入団しました。入団後すぐにマイナー・リーグを経験せず、2000年9月30日にメジャーデビューを果たします。翌年の2001年にはA級でプレーをし、9月にはトミー・ジョン手術を受けます。2002年はA級とAAA級で過ごし、2003年には3年ぶりにメジャーの試合に出場しました。

メッツ時代

2005年11月18日にマイク・キャメロンとのトレードでニューヨーク・メッツに移籍します。

パイレーツ時代

2006年にピッツバーグ・パイレーツに移籍し、そこで大きな成長を遂げました。2006年は自己ベストの成績を収め、2007年には克服が期待された腸の病に見舞われましたが、最終的にはウイルス性の大腸炎と診断されました。2008年のシーズンでは、開幕から好調な成績を維持し続けましたが、怪我によって一時離脱することとなります。それでも、打率や本塁打など複数の部門で自己記録を更新しましたが、オールスターに選出されなかったことが話題になりました。

ヤンキース・カブス時代

2008年にはニューヨーク・ヤンキースにトレードされ、シーズン中に自己最多の成績を残しました。しかし、2009年に肘の故障を抱え、チームのワールドシリーズ制覇を見届けることになりました。

2010年1月、シカゴ・カブスと契約を結び、119試合に出場し復活を果たします。2010年末にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約しましたが、その後2012年にはワシントン・ナショナルズ、サンフランシスコ・ジャイアンツを経て、カンザスシティ・ロイヤルズに参加します。

最後のキャリア

2013年にはコロラド・ロッキーズに移籍し、AAA級での成績を残しました。2014年には古巣のパドレスと再契約し、メジャー契約となりましたが、シーズン途中での成績不振により解雇されました。

引退後

2015年6月、彼は再びサンディエゴ・パドレスに戻り、傘下のレイクエルシノア・ストームで打撃コーチの職を就任しました。選手としての経験を生かし、若手選手の指導にあたるなど、彼の野球への情熱は引退後も続いています。

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