ゾイドブロックス

ゾイドブロックスは、タカラトミー（旧トミー）から発売されたゾイドシリーズの一種です。従来の動力稼働ゾイドとは異なり、5mm径のジョイントブロックを使用し、「組み替え」「無稼動」「変形」「合体」を基本としています。ユーザーからの改造の難易度が高いという声に応え、より手軽に改造を楽しめるように企画されました。

開発の背景

2001年当時、アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』の終了が近づき、ホビー商品としてのゾイドの企画が求められていました。また、ユーザーによるカスタムコンテストが盛況であったことも、ゾイドブロックスの企画を後押ししました。当初は動力入りの案もありましたが、無動力かつ低価格の路線へと変更されました。

シリーズ展開

2002年6月にはBZシリーズが開始され、2004年6月まで展開されました。その後、ゾイドフューザーズ展開時のFZシリーズやゾイドバラッツシリーズを経て、2006年4月からは新たに『ネオブロックス』が登場し、同年12月まで展開されました。

既存のRZ・EZシリーズとの連動も考慮され、ブロックス用の5mm軸マウントを採用した商品も登場しました。

特徴

ゾイドブロックスは、人工ゾイドコアを持つという設定で、当初は西方大陸の企業によって開発されたとされていましたが、後に東方大陸ZOITEC社が製造元であるという設定に変更されました。

シリーズの種類

キメラブロックス
ゾイドバラッツ・カスタムブロックス
ネオブロックス
レジェンドブロックス

ゾイド・ザ・ワンブロックス

ブロックを1個使用してゾイドをSD化したもので、ブラインドボックスとガチャで販売されました。ブラインドボックス版はブレードライガーブラックインパクト、ライガーゼロフェニックス、レッドホーン、シールドライガーMk-2、ダークスパイナーの5種類、ガチャ版はダークスパイナー、ブレードライガー、ライガーゼロ、ライガーゼロフェニックスの5種類がリリースされました。ゲーム「ゾイドサーガフューザーズ」の購入者特典としてビクトリーライガーも存在します。

カプセルゾイドブロックス

ユージンからガチャ商品として発売されたもので、PART1とPART2を合わせて6種類あります。全てのブロックスと共通のジョイント・ブロックスコアを持ちますが、バトルストーリーには登場していません。コアは四角形の他、球体もあります。

PART1: PZ-01プラントタイプ（植物型）、PZ-03インセクトタイプ（昆虫型）、対Z(ゾイド)用二連砲などが各2カラーずつとモジュールセット
PART2: PZ-05二足竜型、PZ-07四足獣型、PZ-09スネーク型が各2カラーずつ

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