テレビ朝日月曜9時枠の連続ドラマ

テレビ朝日月曜9時枠連続ドラマの歴史と作品一覧

テレビ朝日系列の月曜9時枠は、長い歴史を持ち、数多くのドラマが放送されてきました。この枠は1963年に始まり、視聴者の支持を受けながら様々なジャンルの作品が編成されています。過去7期にわたる作品の動きを追いながら、その特色を見ていきましょう。

歴史

この枠は最初の放送が1963年9月に遡り、当初は30分枠で放送されていました。それまでの主な内容は海外ドラマや時代劇で、毎日放送が製作を手掛けていました。1969年には『日本任侠伝』（第2シリーズ）から1時間枠に拡大し、以降テレビ朝日が製作を担当するようになりました。しかし、その後、TBSの人気番組『月曜ロードショー』に押され、視聴率が低下。それに伴い、音楽番組へと内容が転換されることとなりました。

1975年の『腸捻転』の解消により、関西地区の朝日放送製作のドラマがこの枠に移行し、いくつかの作品が短期間の放送を経て終了することになります。1981年までドラマの放送は行われず、日本映画や2時間ドラマの編成が続きました。1986年には『月曜ドラマ9』がスタートするものの、他の競合番組には及ばず半年で打ち切り。その後はバラエティ番組にシフトしました。

2023年現在、この枠で放送される番組は『Qさま!!』です。バラエティ番組が主流となる中、ドラマの復活は難しい状況にあります。

作品リスト

ここでは、月曜9時枠で放送されたドラマをいくつか時期ごとに整理してご紹介します。

第1期（1963-1969）

• - テキサン（1963年9月 - 1964年3月）
• - 武蔵（1964年3月 - 1965年4月）
• - 竜馬がゆく（1965年4月 - 1965年11月）
• - おーい雲!（1965年11月 - 1966年3月）
• - ゴーゴー・フラバルー（1966年4月 - 1966年6月、海外ドラマ）

第2期（1967-1969）

• - 鞍馬天狗（1967年2月 - 1967年9月）
• - 西部の用心棒（1967年10月 - 1967年12月、海外ドラマ）
• - ガンマン無用（1968年1月 - 1968年6月、海外ドラマ）
• - 世紀のデット・ヒート（1968年7月 - 1968年9月、海外ドラマ）

第3期（1968-1969）

• - 男になりたい（1968年10月 - 1969年3月）
• - なんでも引きうけ候（1969年4月 - 1969年6月）
• - 結婚Uターン（1969年7月 - 1969年9月）

第4期（1969-1970）

• - 日本任侠伝（第2シリーズ）（1969年10月 - 1969年12月）
• - 剣豪（1970年1月 - 1970年3月）
• - 男一番!タメゴロー（1970年4月 - 1970年9月）

第5期（1975）

• - 霧の感情飛行（1975年4月 - 1975年8月）

第6期（1978-1981）

• - 新幹線公安官（第2期）（1978年4月 - 1978年9月）
• - 亭主の家出（1978年10月 - 1979年3月）
• - 赤穂浪士（1979年4月 - 1979年12月）
• - 草野球・草家族（1980年1月 - 1980年7月）
• - サンキュー先生（1980年9月 - 1981年3月）
• - 警視庁殺人課（1981年4月 - 1981年10月）

第7期

上記のように、121以上のドラマが立ち上がり、視聴者に楽しまれてきましたが、今後はこの時間帯に新しいドラマが登場するか注目です。テレビ朝日の月曜9時枠は、今なお歴史を刻み続けています。

もう一度検索